私は何を準備すれば良いのだろ。
あと10日を切った。
カウントダウンも佳境。
なのに、ワタシはどんどん思考停止してきてしまった。
ずっと思ってた。
休止が発表された日から、2020.12.31って
一体どんな想いでいるんだろうって。
多分、怖くて寂しくて仕方なくて。
泣き出しそうなのを必死に堪えてるんだろうな‥
ひとつひとつの言葉を捕まえては縋って、そんなこと願うだけ悲しませるだろうってくらい、いなくならないでとギリギリと祈り続けて。
でもその反面幸せになってくれと、これまたギリギリと祈って。
その両方に耐えれるのだろうか。
なんて、思ったりしてたのだけど。
10日切った。
いよいよのカウントダウンが始まった。
ところがだ。
あれだけ怯え倒したのが嘘のように、凪の境地がやってきている。
確かに祈ってる。欲しいものもある。でもそれは極論なくてもいい。祈ってるって事がもはや私の中で意味をもってしまった。叶うかどうかより。
それに、あの頃の比じゃないほどに祈ってる。
幸せでいて欲しいと。その一点に尽きると。
ギリギリとじゃなく、ただただ祈ってる。
笑っててください、と。
そして、発表当時からしたら予想外の事がたくさんある。
スパッと別れのテープは切れ落ちると思っていた2021に、受け皿が残されている。
ファンクラブがある。
フリスタ大阪がある。
展覧会図録が届くのは5月だ。
2020が終わったら、嵐の名さえ見かけない。智さんの名前を呼ぶのすらNGなひっそりとした世界を想像してた。
だからかもしれない。
止まる気がしない。
この期に及んでまだ、夢の中にいる。
ふわふわとして、このままずーっと続く気さえしてしまってる。
わかる。
これ多分1番後が怖いやつだ。
ふわふわの真綿が、夢がすこんと燃え尽きたら足元になんにもない。身ぐるみ禿げて、地面すらない。想像しただけて血の気が引く。
なのに、何を準備したらいいのかがわからない。準備といやぁ、Guts踊ることと、音楽は終わらないと歌う事ばかりだ。
驚くことに、簡単そうに見えてガッツ難しい。
フッとLiveの照明が消えた時。
やっと実感するのかな。
またね?って手を振ればいいのかな。
ありがとうって、叫び続ければ納得するのかな。
帰ってきてね、と今まで言わずにきた願いを言ってしまえば後悔しないのかな。
自分の納得と、彼らの納得と、その交差するところで閉じるのがベストなのかな。
それはどこだ。
タイムリミットが迫るほど、考えが動かなくなってきた。
まるでここから後2年だねと言い出しそうなくらい、まだ先の事のようで、いやもう明日がその日なようで。
時間の感覚が失せてきてる気がしてる。
さぁ。
どうしようか。
何を準備すれば良いのだろう。