私のミスチルはシーラカンスから更新されていないから、単なる興味でしかなかったのだけれど。
zeroの桜井×櫻井対談は、あんまりにもハートをチクチク刺した。
ただでさえ、ぱんぱんの風船なのに。
いつでもどこでも破裂する用意なら万全なのに。あんまりにもそおっと優しく包まれる今だからフワフワと浮いてられる今に。
documentary filmはあんまりにも痛い。
誰の目にも触れない
ドキュメンタリーフィルムを
今日も独り回し続ける
君の笑顔を繋ぎながら
きっと隠しきれない僕の心を映すだろう
君が笑うと
愛おしくて 泣きそうな僕を
この歌詞に、智さんを、嵐を思わないでいられようか。
そりゃ刺さるよ。
特にこの2年智さんがわらって、しかも何にも纏わないような笑顔を見せてくれる度に、愛おしくてたまらなくて。
あと何度この笑顔に会えるだろうと、無意識に頭のどこかで数えていて。
あぁ、あれが最後だったんだ。
なんて後から気がつくことだけは二度と嫌だって想いが、一つ一つの事を必死に記憶しようとする。
その時の自分は、多分泣きそうに笑ってるんだろうな。
桜井さんが語る、死を意識して見えた景色とは、ベクトルはまるで違うと理解はしてるんだけど。
長年いる5人だからわかる、得難いもの素晴らしいもの
と言うのを聞くと、そんな姿を長年みてきたファンの子だから得た景色も必ずそれぞれにあって。
魂の救いを求めて仏像を掘った仏師の思いと、似てる気さえする程に。
翔さんはずっと戦って来たんだ。
外野の言葉はシカトして、Anti-Antiの精神は多分に残って来ていて。
嵐を武器にするための戦いから、嵐を持って戦って来たのちに、嵐を守る戦いに挑んでるんだろうなと。
だから、翔さんはいつだって「何のために」が1番にある気がする。
Voyage で言えば、ファンの子の思いもメンバーの思いも、周りのいろんな思いを思うと、自分の気持ちがわからないと言う。
あんまりにも感情渦巻く今だから、誰の視点で戦えばいいのか判断しかねるのかなぁ、って。
翔さんのブレない、はずっとずっと「嵐のため」に。だったんだろうなって。
真ん中を取って、着地点を探すのが役目だと自ら背負った人が嵐続けようよってこぼしたのもきっと。嵐が、しょさんの戦う意味だよなと。
桜井さんがね?お風呂で歌を歌う時!とはにかんで話す顔を見たらば。
いつか願った思いがまた湧き起こった。
いつか彼が、今いる場所から離れたとき。
— ゆう (@kakimonoyuu) 2018年12月21日
人の前では歌おうとも踊ろうとも思わないのではないかな。
けど夜景見ながら缶ビール傾けて鼻歌こぼれたり、急いで階段降りた最後の一段とか、急に踵を返した時にやたら綺麗に回って見たりとかするのかもしれないと思うと、それでいいような気がする時がある
何にも考えずに、聴いた音楽に体を揺らすような楽しみが、智さんにあれ、と祈るような。
もしかしたら、翔さんの戦いの意味はそんなところも守るものだったのかもしれないな。
8位くらいでいい。
そんな智さんのいつかの言葉は、翔さんを救うだろうか。
大きくなくていいから面白い事を。
智さんのいつか語った思いは、翔さんを守るといいな。
小型船に取り替えたとて、ブレない事を信念に持つ翔さんならば。
多分、何のために戦うか‥から、どう歩きたくて戦うかって切り替えていくんだと思う。
その先に、8位くらいの嵐が面白い事をやってる未来があればいいな。
それぞれが小型船のオーナーで、時折島で集合するような。
そんな未来。