すっかり食いつくスピードが落ちた。
ファンクラブコンテンツも、ジャにのも、大河、その他番組‥どれも出たら即!のかぶりつきだったのに、いまは一呼吸ならぬ熟成っぷりを見せていて、味わう頃には世の波からは程遠いところにいる。
特に今は、ゼルダの伝説がでてしまった。3年待った続編だ。心してかからねばならぬので私に湧いた時間は吸い取られるように任天堂へ明け渡してる。
ジャにのが2周年。
そんなことにも気がつかないくらいのほほんとハイラルを旅していたのだが、ふとUPされていることに遅ればせながら気づき、2周年かぁ‥そっかぁと少し胸がちくりと痛みながら見た。
私、ジャにのはとっても上手なチャンネルだなと常々にのみーの最強軍師っぷりに、拍手喝采組なので、ここをきっかけに風磨が可愛くてならんし、中丸くんをまるで地元の友達みたいに思っとる。山田くんは王子。
その辺りもとてもにのみー上手だなって。
(おそらくにのみーは、なにがグループが一つある方が諸々発揮しやすいのかもしれないなと)
だから。
つまり。
この度2周年な動画を、私は「そっか。もう2年経つのか」ってほうでチクチクしていた。
かぶりついていたコンテンツから、すこし遠のいてしまうくらいの、熟成してから味わうくらいの、余裕が生まれてしまってることが切なかった。
2年経って、3年目のなかで。あの頃はどうやって息してくんだ?って震えてたのに。
これも時薬なのかなぁなんて、センチメンタルな40代やってたら、
サトシ26年間感動をありがとう
なんて。やられたわ‥って。
ちょっと、ほんとにちょっとだよ?
泣き笑いになった。
うちにもポケモンキッズがいる。
サトシが普通に家に帰って、お母さんのご飯たべたりはしゃいだりしてる姿に、泣けたのもついこないだだ。
新たなお話も、「もしやこのピカチュウ、サトシの‥??」って子どもたちと話したりしては、伝説の影を追っていたりするのだ。
だから、知ってる。
サトシ、26年間感動をありがとう
と、お祝いしてることは。
にのみーだってポケモン知らんはずがない。にのみの本筋がどんなジャンルのゲームが基本なのか分からんけども、バイオレットもやってるだろう。
知らないわけがない。
知った上でこの偶然を、サラッと引用するあたりに
ニノミヤカズナリだなー!って、笑ってしまったんだよ。笑って、そんで、ちょっと泣いたんだよ。
いつでも帰ってきてね
って、言いたくて言いたくて、時々こぼしちゃっては(あ‥)って我に帰ることを繰り返してきた2年。
そんなファンの子ことにのみーは、ものすごく絶妙な距離と絶妙な偶然、それからちょうどいい「わかってる」で、置いていった気がして、
ほんとこういうことすんだよなーって。
多分、智さんが何も知らずにこのジャにのみたら笑うだろう。なんだよ、すげーなって。
完全に自分のことだと思ってにのみに連絡したら、「え?あれポケモンだよ?」ってニヤつかれて、そんでまた笑うんだわ。(妄想)
不思議なもので、このタイミングで会いたくて会いたくて、だからちょっと近しいものは熟成するようになった自分に気がついた。
時折流れる過去映像が、17年前、9年前、なんて言われるたびにまるで“懐かしいよね”ってすっかり遠くにあるものとされてるようで、歌番組見なくなった。
私の安堵はハイラルの大地と空と地底にしかない日々になってしまった。
だから。
にのみーが、たとえそこに深い意味なんか何もなくても。
いつでも帰ってきてね
ってぽんっと投げたから。
私、智に会えた気がしました。
あざす。