ちらかりほうだい。中身はない。

とっ散らかりながら、すきなものはすきとエモる場所(稀におかん)

2年とちょっとすぎたオタクの日記

 

 

私の話をしよう。

大野智殿と同い年のオタク。

それが私。

 

噛み砕いてみよう。

嵐休止発表となれば

「まぁ、いつか来ると思ったよね」

個人仕事しないと思った智さんがマックのCM出た日にゃ

「この!乾いた大地に!雨じゃぁ!恵みの雨じゃぁ!」

Voyage♯16見たかと思えば

「‥‥くぅぅぅ」(言葉にならん)

そして、This is 嵐を見終えて年を跨ぐと同時に、実感のない寂しさがまとわりつき。

ときに聴こえてくる話題に一喜一憂し、一瞬届いた声に打ち震え、何をどう回ってきたのか「いつかどっかで会うことがきたら、ただ拝んでしまう前にいかにライトに、しかしこの深さを正しく伝えるために普段から抱えとかねば」と、流れ星に願いを託すと変わりない速さで即祈れるように構えていたりした。

(あれ、結局祈ってる)  

 

それが私だ。

そんな私の時間も、世界と等しくあれからなんと2年が経った。

 

あれほど怯えてた“大野智のいない日々”は、わりと普通にすぎてきた。

嵐の曲も頻度は減ったけど聞くし、翔さんのドラマやzeroもみる。相葉さんのマナブも動物園も見るし、にのみのドラマもジャにのもみてた。じゅーぅんの生配信だってしっかり聞いてるし、大河だってめちゃくちゃ楽しみにしてる。

 

誕生日に更新されてる公式見ると嬉しいし、Live映画の配信で、嵐に触れたことない人が感想呟くの見るとニマニマしてしまう。

 

ちゃんと2年間私は変わらず嵐の誰かを追い、作品をたのしんでる。

 

ところがだ。

アラフォーのための嵐 - playlist by Happydrops | Spotify

 

配信解禁された頃に、ワクワクした私がいかに嵐を世間に楽しんでもらえるか、しかも同世代にツボりそうなやつ‥!と組んだプレイリストを不意に聞いてしまった。

 

そしたらどうだ。

この2年、ちゃんと楽しんできたはずなのに体が勝手に小躍りしとるのだ。ワクワクしてるのだ。

そしたらあの頃の自分が見えた。もう脳内で勝手に再生されるくらいに聞いてきた曲達から、嬉々として選曲してる様子が。 

楽しそうなのさ、あの時の私。

そしてとてもとても、幸せそうなのだ。

 

幸せな自分と智さんの声。

頭に浮かぶLive映像に、ブワッと込み上げてきてしまった。

 

 

恋しい。

 

 

さみしい。

 

 

会いたいなぁ‥  

 

 

なーんだ。

やっぱ寂しいんじゃないか。

そりゃそうだわ。

と、腑に落ちると泣けてきた。

2年って、嵐が休止発表してからファンの子に尽くしてくれた時間。それと同じだけの時間が過ぎて、やっとわかったのかもしれない。

結局、寂しいもんは寂しいのだと。

 

 

智さんは言った。

「あなたの記憶が大野智です」

 

活動しない間も自分は貴方の理想通りに、そこにいる、と。優しい言葉だなぁと思ってきたけど、この寂しさの前には掴めないホログラムを見つめてるような空虚もあった。優しさの裏手にあるちょっとした棘が、チクチクと溜まった涙の風船を刺したのだ。

だから、いま。

猛烈に寂しい。

 

もれてもうた。涙が。

 

 

嬉々と選曲した中に「Thank you for my days」がある。若い嵐が必死に種まきしていて、少しだけ背伸びして向こうの天気を伺うような。

当時の嵐のことのようで、すごく好きなのだけど、更には若智の声もあまりにもグレープフルーツで果汁が雨のよう。そのなかで、

経験をファイルにして 想い出が明日になった

って歌詞がある。

 

いつか戻ってきて欲しいなとおもってきた。

できればそれは、智さんの中で納得したものであって欲しいと。

それが時が経つにつれ、戻らなくともそれが幸せにつながるのならもう充分だよ、と。

なんか色々聞こえてくるけどどうでもいい。

ただ幸せであるならそれでいい。

 

経験をファイルにして、思い出は明日になる。

智さんもきっとそうなのだと。

 

これまでの経験はちゃんと思い出で、それこそ“死ぬまでの宝”で。その蓄積がちゃんと今の智さんの明日を作ってる。

そんな素晴らしいことないだろう。

ないんだよ。

ないのよ。

最高だろ、そんなん。

ところがだ。

 

この猛烈なら寂しさが、どん!とひとつ現れてしまったからもう

 

帰ってこい!智!

 

と祈らざるを得なくなって、智よ!私も幸せにしてくれよ!という完璧なオタクのわがままが顔を出した。

駄々をこねたい。

駄々をこねたくて仕方ない。

 

そんな2023。3年目のはじまりでござる。