ちらかりほうだい。中身はない。

とっ散らかりながら、すきなものはすきとエモる場所(稀におかん)

翔さんを俄然信頼し、智の背中についてくと光を見たin 札幌

 

 

単なる旅の高揚感なんだと思ってた。

 

5×20 あんどもあに参戦するにあたり、私は北の大地札幌に赴くことになった。

 

3月の当選発表以来、私と友はひたすらに大慌てで(くっそ高い上のホーな)ホテルと(いやいやこの時期そんなわけないやんって価格の)航空券をとりあえず抑え、なんとか行くにはいけると言う状態からスタートした。

(正確には割と平均なツアーを抑えたにもかかわらず、私が凡ミスをやらかしたのが原因)→のちに平均に落ち着いた。

 

その後は、Twitterで止めどなくお世話になり11月の札幌に必要な装備を揃え、職場にも何ヶ月も前から休みを申請し、備えに備えて迎えた当日。だからこそ、ライブの日だー!って当然の高揚感以上のワクワクがある自分は、そりゃそうだろだった。KO YOU KAN yeah!

 

ひたすらにまずライブの話をする、

レポではない。

私の体感日記や。長いし曖昧さ不確かさ標準装備や。

 

智の沼に生息する私は、当然のことながらひたすらに智を見つめるつもりで参戦してた。

うちわも作成し、双眼鏡も落とさないように首からストラップをかけた。

ピントも合わせた。

なので私のライブの記憶は、割と丸い景色なことか多い。

けど今回、振り返って思うのはもちろん丸い中の智もたくさん見たけれど、とても「嵐」を感じていた。

 

翔さんのピアノ。

彼がピアノ弾くシーンは、これまでも何度もみた。ふるさとの伴奏、合宿、24時間テレビ‥などなど。

なのでピアノを弾く櫻井翔に意外さは全くないのだけど、その演奏は意外だった。

曲調もあったかもしれない。けど、美しく流麗な指運びに、水の粒のような音‥じゃ、なかった。

鼓動を聴いてるような。

翔さんの中に、何が何でも叩きつけてでもって思いがあるかのような。

私の少ない語彙で言えば、「あの頃の櫻井翔

がバンッと前に出た感覚だった。

antiな頃とかの。

オラオラしながら脆そうな。

 

そんな演奏の後、アオゾラペダルを歌う4人に泣いた。あんまりにも「嵐」で。

私、あまりこの曲得意ではなかった。

あんまりにも綺麗なことを言うから、捻くれ者の私には光が強過ぎるから。

だけど、我々に歌ってと促した歌詞が

 

明日を眩しいくらいに

うまく描こうとして
ぼくらはキレイな色をぬりすぎたみたい
ちょっとカッコ悪いことも

こわれたユメの色も
パレットに広げ もう一度明日を描こう

 

だったから。

瞬間、ファンへ向けて〝あなたたちが描いた嵐を一回リセットしませんか〟ってことなのかなと思って自分を振り返った。すでに泣いてたから、更に泣いた。

都合よく嵐ってこうだよねって塗りに塗ってきた私が望む姿っての。もうその絵は個々で作り上げたから確かにここで新しいキャンパスが必要なんだわ。

とか考えたら、untitledのCMが脳裏に浮かんで。

また泣いた。

 

さらにだ。

君のうた。

相葉さんソロが、グッサグサささった。

この曲がこんなに重たく大事になるなんて、僕坂見てるときは思ってなかった。

 

歩き出す 明日は僕らで描こう 

涙に暮れたとしても 塗り変えてゆく
強さ教えてくれた 君の温もりを

アオゾラペダルとリンクしてしまい、自分でもびっくりするくらい普通に涙出た。

翔さんのピアノで新しいキャンパス用意して、さぁ描こうと語り掛けられる

 

もうとめどなかった。

 

ちゃんと、ずっと同じことを言い続けてくれてるんだよなぁと。

未だ!誰も!まだ見ぬ世界へ!

と翔さんが力一杯言ったのも。

もちろん生まれ変わる国立での公演を指したのだろうけども。

次の嵐へと背中叩かれた気がいたしました。

 

 

そのせいなのかも知れないが。

 

智の背中がとても焼きついてしまった。

大好きな肩のライン、脚のラインとかそれをキープすると語る彼の言葉とか。

それを含めても、行かないでといってらっしゃいと、あとなんかもう「ここに いる 背中」ってものに感極まるものがすごくて。

 

なにより。

 

智だけが

「休止の間も」と、はっきり言ったことに私は泣き笑いのような思いがしました。

過去の公演でも話してた「休止の間も体型をキープする」です。

 

私、よくよく考えたら当然ながら智から生で「休止」と言われたの初めてなんですよ。

で。そのことに動揺しなかった自分にも、

 

20年長いようで長かった。

振り返ったらあっという間と思うこともあるけど。

今年39。正直疲れる。

でもできちゃうんだよ。

お前らがいるからな!

(要約)

 

って、智が智だった。

自分の気持ちを自分の言葉で話したんだろなって。言い尽くされた36公演分のネタ化してるかもしれんけど。

でも。智から聞けたことは大きかった。

相葉さんがアナゴ食べてるだけで泣けちゃうと話す智みてたら。

私は、今この場で笑って立ってるあなた見るだけで泣いちゃう。

その背中見るだけで泣いちゃう。

 

いるなぁ。ありがとう。って、

飾らんなぁ。智だなぁって。

 

なんて思いながら、アオゾラペダルも胸に残した。

 

必要なのは新しいキャンパスだ。

untitledだ。

「未完」だ。

 

 

ずっとこのドキドキは、旅の高揚感だと思ってた。

初の札幌遠征。十何年ぶりの飛行機と雪降る中たくさんの5×20バックたちと同じ場所目指して歩いてるからだって。

街で嵐ソング流れて、地下鉄やバスが増便して。市場では嵐丼が現れ、居酒屋ではsugarが流れる。だからだって思ってた。

ブラストじゃん!街あげての ARASHI Blast in sapporoやん。

DVDでみた、宮城やハワイのあれやん!って。

 

それもある。

夢が覚めるまでの時間が長くて、ふわふわとした高揚感はずっとあったから。

 

でも、多分。

翔さんの言葉と、智の背中と。

世界中に嵐を巻き起こすよ、俺本当なやるよ?って語りかけるみたいに言ったJと。

相葉さんのどこまでもの優しさと、にのみーがしっかりにのみーだった姿見て。

 

行先の光を見たドキドキだったのかもしらん。

 

夜の海で灯台見つけた気分。

滑走路の青い灯を目指す気分。

 

あの背中に、ついてく。

しばらくふいっと姿見えなくても。

それが、そのままだったとしても。

 

私はただ、信じてるわ。