ちらかりほうだい。中身はない。

とっ散らかりながら、すきなものはすきとエモる場所(稀におかん)

とっちら 夏疾風他カップリングの感想集





出ると思ったやろ‥

私も思ってた。


無事フラゲッターなので、久々ぶつくさ言わせとくれ。


近頃はラジオでも、カップリングが先行オンエアされてますけども。
ずっと我慢してまして。

ちょっと体調やられて寝起きにやっと聞きました、寝起きと夏のテンションで書きなぐります。

ネタバレ回避の方は下がらず。
宜しくお願いします。






















夏疾風


こちらはWSでも聞いてましたんで間違い無いですね。えぇ、悠仁です。
これ、間違いなく悠仁ワールドですわな。

私、98から05あたりまでゆずっこだったのですけども、これぞ夏のゆずってくらいの誰が聞いても悠仁の世界。

山下達郎さんの復活LOVEのときも、こりゃ達郎のやぁ!って感じてたのですけど、歌唱指導に達郎さんご本人が入り、発音一つ一つを丁寧に嵐に教えて世界観作ったと知りまして。
なるほど、それほど繊細な作り込みがあるならば達郎ワールドだわと受け取ったんですけども。

夏疾風は豪速球でメロディの流れも処理もコーラスも、これは悠仁だとハッキリクッキリしてる。

おそらく、悠仁は嵐っぽさに寄るより自分のど真ん中をドン!と置いて嵐に託したのだろうなと。
潔いくらいでした。
セルフカバーしてもなんの違和感もないと思う。

流れでブラバンバージョン。
これはもう癖ですけど、吹奏楽出身者は間違いなく自パートを耳で追うと思います。
コンクールのお手本演奏のように、あえての濃さ排除の楽譜通りな感じが懐かしくて懐かしくて。

まだあるんだろうか。m8って呼んでたんですけど、歌謡系の楽譜。

高校生の時の、暑い音楽室とスカートバタバタしながらコンクールの練習したり、高校野球応援に出た日を思い出しました。

アオハルやねぇ‥
もう、無いねんけどさ。母校。









曲目発表された時に、これは絶対たまらんやつ。となんの根拠もなく期待した通りの結果。
単にwalking in the rainとかあの辺りの、ハタチそこそこの男の子が背伸びした、メロウな曲達が大好きだったから。
タイトルで似た香り嗅ぎ取っただけなんですけど。

これはね、もうね。正解。大正解。神。
30代のど真ん中嵐が歌うに、こんな正解の曲あるかね?と。
冒頭の雨ですでに顔にやけましたもん。

でね?嵐の嵐会でもちらっとありましたけども。

近頃のカップリングには、around 嵐世代がトキメキもつ曲が非常に多いとおもうんです。
昨今のシーンがやや一回りした感じがあるのやもしれませんし、どんどん多様化するジャンルやスパイスの取り入れ方が素晴らしいのだとはおもうんですけど。
不思議に90年代にアオハル過ごした世代には、懐かしくツボな曲が多い気がします。

After the rain に関したら、雨の効果音後のベースの落ちる音だけでハート騒ぐ。
あれよ、ラブストーリーは突然に、的な。

そんでそこからの見事なソロリレー。
ここまでAとBを細やかにソロばかり繋いでた曲も珍しい気がしてる。(私的感覚)

何より心地いいテンポとメロディ。
夏の朝のような、夕暮れのような。
(歌詞的には朝なんやろうけど)

まったり流れてくのに、メロは跳ねるしホーンはご機嫌だし、まさかのラップがまさかこれJっすか?Σ(゚Д゚;)翔潤っすか?←Jでした
心地よすぎたんですけど。

雨つながりでいうなれば、walking in the rainでは歌われた主人公はかなり尖ってました。
雨に打たれ世の中の何もかも疑い倒して、全てから見放されても後戻りはできない‥って。
それを、ほぼほぼユニゾンで歌いまくった5人がよ?
夏の午後にかかる虹に唯一希望もって歩く子達がよ?


雨の後には、過ぎた時に思いはせながらも

期待通りじゃないけど大切
探してた無くしたと思ってた傘はそばにあった

ってご機嫌に闊歩するの。

最高じゃないですか?
さらにそれが、夏の歌だっていうんですよ。
完璧じゃね?エモくない?
これ、Mステで披露しないともったいないやつ。
絶対もったいないやつ。


で。
智のソロ部分について少し。
知ってるんですよ、私。
智さんが、声にどんどん艶っぽさ増していってるの。
それがだよ。
この曲の中ではひたすらに、突き抜けてくの。

甘ったるさも艶も確かにあるんだけども、陽射しなの。雨が止んだ後の雲の隙間から差す光なの。
まっすぐに届くのに、手元に来た時ほわんとするの。
あなた、夜の影歌ってましたん?まじで?抱擁とかも?って問いただしたくなるくらい。

長くなりました。

まとめると、完璧です。大正解でした。








Midsummer Night’s Lover

これも美味しい。
最近の嵐のカップリングのど真ん中って感じがする。nightってタイトルくると、アーバンなのとか重めのものも結構パターンあるけど。
その中でも軽やかなのはsummerだからなのか。
さらにはやや怪しげなアンニュイさもsummerだからなのか。

最初フェイクの智の一音目で、鳥肌たったからね?ね?かと思ったら、後半 耳を澄ませばの「ば」で完全にやってくれた。
あなたさっきまで陽射しだったやん?って。


嵐ほどの楽曲数になると、やってない感じってはほぼほぼ無いと思うんですよ。
しらみつぶしてるくらい、全方向にぐるっと回ってるとおもうの。
けど、それを年齢とか経験相応に更新してくるから半端ないんだよね。
あの時の主人公は、こうなったのかと思わせるくらいの力がある。
それって世界観保つだけの活動軸が嵐のど真ん中にあるからなんだろうと。
しっかし難しい曲だな‥








Sparkle 

ピアノとホーンが非常に美味しいですよ。
疾走感あるし、夏なシングル一連の中でも王道なくらい。
がっつりサビに5人歌唱で攻めてくる感は、かつての嵐っぽいけど、これ違うな。
戻ったようで一新。
ついておいで とかに近しいものを感じちゃうけど
、ポップさのベクトルが歌謡寄りな気がしてる。
ある意味ではすごい、ジャニーズな曲ではなかろうかと。









総じて夏。すげー夏。夏の朝から晩まで面倒見てもらった感。
美味しいです。間違いなく。

じゃ、MVみてくるーぅ



以上