ちらかりほうだい。中身はない。

とっ散らかりながら、すきなものはすきとエモる場所(稀におかん)

とっちら untitledと私 2(こんなの初めての塊)






はい。
後先考えずに無茶してる、書き倒しでございます。

できればスタンスについては、untitledと私1を。

大したこと言ってない割にうざいですから、どうか、私の生態にご理解ある方のみ、よろしくお願いします。









はい。









とにもかくにも、この「untitled」は難解でした。

音楽的素養など、持ち合わせてはおらん。
=あれこれ専門的に語る語彙もセンスもないので、私の感覚ですけども。
(この前置きを、予防線といいます。)


ソロがない。ユニットが4曲。
それはハナから頭にありましたので、一通り聞いた時、「あれ‥満足してる‥。」という拍子抜けなもんでした。

元々、嵐が自由に音楽をやる場は、カップリングくらいなのでは?と思ってたところがありまして。
(アルバムはその時々のテーマがあるので)

だから毎度毎度、カップリングで出してくる「嵐の音楽」がかなり尖り気味な事や、今のシーンの流行りってのに敏感なアンテナは、それこそHIPなPOPSTARを地で行ってる姿だと。

なので「untitled」はそんな張り巡らせたアンテナを、フル活用した感ありまして。

あれもこれも、こんな感じのアルバムほしい!ってカップリング聴くたびに思ってたもんが、

叶ってる。エッ(゚Д゚≡゚Д゚;)

あれほどビビり倒してたというのに、

なんかめっさんこ、好きなんですけど?

っていう境地に入りました。 

前に書いたものと重複しますが、一曲ごとに完結してる楽曲達がたくさん。
粉川解説の記事でも書きましたが、

これは青、これは赤だね。
と、その独立性が濃いが故にアルバム全体として‥と考えた時に、

わからん。

となるんです。
ただ、全曲を聴き終えた後に、ピンピンに尖った色鉛筆が揃ったんだ。
とは、理解するんですよね。
各色揃い、なんなら青と黄色と紫の三混ざった色鉛筆もある。

のに、絵がない。

そんな感覚なんです。

なもので、曲はどれ聞いても「これいい!」だし、すげぇ!って度肝抜いてくるのに、

わかんない。

その落ちどころの無さが、妙なそわそわを産んで産んで仕方なかったんす。

多分、メイキングのインタビューもこの感覚だったのかなぁ?と。

本来ならここからなんですよね。

さぁ、武器は出揃った!
ってところから、アルバム作りやテーマが決まるのだと思うのですけど、その前段階が作品なんだな。

が。
前段階といっても、どれも凄いんですよ。
特に、ボーカルは格段に上がってる。

と、言うとなんか今までが下手くそか、みたいなツッコミ入りそうですけど

じゃなくて。

そんな顔するのかい!?って言う驚きが随所。

まず書く書く詐欺状態だった、智あんたどこまでいかはるん‥ってのは、「夜の影」で爆発しました=(´Д`)⇒♡
今まで、智の声を綺麗だ!セクシーだ!透明だ!たまらん、たまらぁぁぁん!と思ってたんすけど、
‥‥‥艶や‥‥
艶って。このことや‥‥( ˙-˙ )
と、妙に真顔になりました。
(と、同時に襲ってくる震え)
曲調が智の得意分野とか、そんなんじゃねーの。
なんかもう、ひょいっとフェーズあがった上に、色が増えてる。
抱擁の♫勝手に、の入りだけでわかるくらい艶パネェ。

それは智だけでなく、みんな。
Jに至っては、こうも甘ったるくフェイク歌うかと。さらにはハモレベル上がってるし、後今頃気がついた。Jの声はEDMに乗る。それ、貴重。
相葉さんのファルセットが確実武器になってるし可愛いさと色気醸し出すし、等身大さをまっすぐ出すフェイクなんかもう、これ彼にしかできない。
ニノさんなんかもう、あれよ。あざとさ半端ないよ。元々の情緒に、リリカルアイドル上乗せしてきた。吐息を操るのはギミゲでも見せてきたけど、ニノの感度の高さがすごい。技術云々は元々持ってたものだと思うけど、そんな出し方してへんかったやん!自分!って、ワナワナしてしまうくらいバリエーション出してる。
翔さんもキー高いところで強さ出してきてる。抱擁とかもだけど、低音担当的な翔さんの上パートが‥なんというか、あの、リアルなんすよね。
夢物語じゃなく、現実味あるというか。
そのへんは相葉さんのフェイクもかと思う。

ので。抱擁である、智×相葉さんの掛け合いとか、夢と現実味の狭間でちょっと鳥肌。
(だからシングル曲が身近だったはずなのに、すごい遠くのおとぎ話見たく思えてくる)



ほら、そろそろ意味がわからなくなってきましたよ?
私にもわかってないですよ?


でね。


今まで、ものすごい数の楽曲を出してるんすよ、嵐。
毎年のアルバムでも、シングル曲もその都度パネェ!と、震えるわけですけど、なんというか、

グンッ!っと後頭部めがけて隕石落ちてきたくらいの、びっくり具合の鮮度でした。

ただそれは、どう考えてもあゆはぴがあったからだと。
もっというと、マイルズがなかったら‥‥この歌割りが生まれただろうか?と。

つまり、ボーカルめっちゃ上がってるぅ!

ってのは、別に今作のために練習したぞ☆じゃなくて、持ってるものの出し方を変えたのでは?と。

で、そのドア開けたのはマイルズだったろう、とやはり。どうしたって思っちゃうんですよね。


そうなると。
このuntitledが、凄ければすごいほど、好きだなーと思えば思うほど、一個なんかがはがれ落ちてく気がしてるんすよ。





それは、また次に。