でた。
あのね。
ちょっと興奮冷めやらないから、つらつらします。
嵐ゴトではないのです。
が。
鼻息荒い今を、記録いたします。
本日、私久々に嵐以外のライブに10数年ぶりに行ってまいりました。
私、TMN大好きっこでした。
その直系ともいうaccessが中学時代に超絶大好きでして。
彼らを追ったドキュメンタリー本を読んだことがきっかけで後々の進路まで決まってしまいました。
それくらい思い入れのあるユニットだったのですが、95年に解散。というか、卒業。
92年から95年(実際は94年末)という活動期間は、まさに中学時代ドンピシャでございました。
しかし、当時の私はライブに行くことは叶いませんでした。
田舎の中学生がコンサートに馳せ参じようとするとかかる費用や、時間の問題などが山盛りで。
高校生になったら!と、思っていたけど、まさかの解散でした。
accessは後に再結成されましたが、その頃仕事一辺倒だった私は、情報としては知っていても音楽に触れる余裕もなく。
20数年たった今。
accessのライブに行きたい。
その夢が叶いました。
25周年という軸があったからこそ、演奏された初期の曲。
しかも、ファンじゃなきゃ絶対わかんないだろ、って言う、怒涛のアルバム曲連発。
Lyin'eyesがかかった瞬間、足の底からぞわっと湧き上がった。嘘みたいだった。
これが聞けるなんて、思ってもみなかった。
擦り切れるくらい見た、VHSのライブビデオを彷彿とさせる同じ振りつけ、同じ曲。
でも、そこをジャリジャリのテクノアレンジ。
これでもかってほどのノイズ鳴らしまくる浅倉大介のショルキーに、彼がまだまだ尖り続けて、攻めの姿勢なことにワクワクしました。
三部作ソロでも、ここまでじゃなかった。
そこに入る貴水博之のボーカル。
かつて「シンセに乗る声だね」と大ちゃんに絶賛させ、彼がaccessになった所以を25年経ってまだ突きつけてくる。
ハイトーンも低音も、なんならその声の質パワーも。
何も変わらずそこにあることに、やはり度肝抜かれました。
だからこそだと思うんです。
accessを見た、と思えたのは。
同行したのは、中学生の頃の友達でした。
共にファンであったあの頃。
解散を知り、ショックから体重が減りすぎて中学最後の大会に出れなくなるほどだった彼女。
大人になって、
まさか一緒にライブにいけるとは。
まさか、なんの打ち合わせもなしに振りが揃うとは。(kiss!のとこ揃って鳥肌。moonshine danceの顔見合わせるとこ揃って興奮)
お互い、名も変わり母にもなり全然違うところに住んでいるのに。
このライブに誘ったのも、テレビでジョイントライブやる〜なんて番宣見たからだし。
ずっとずっとaccessを追い続けてこれたわけじゃなかったし、なんなら私は別の沼でオタクやってるし。
なのに。
顔見合わせて、キタコレ!と通じるのは、やはり同じ時間を過ごしたことが、奥底にあるからかもしれん。
中学時代、私はかなりな暗黒時代で記憶からほぼほぼのことが消え落ちているのですが。
暗黒時代にも、好きなものがあった。
共有した友人がいた。
20数年経って一緒にライブに行き、あの頃を一緒に思い出し笑って酒飲める今日があった。
なんだか今日、救われた気がしました。
思ってもなかった方向からだけど。
そして、アンコールはサプライズ。
何この奇跡。
TRFのユーキさんが、
私達はファミリーじゃないですか。
ほら、TKのファミリーだもん。
小室さんがいなければ、私達はここにいない
(要約)
と、言った事にグッと来てしまって。
おそらく会場中が今日イチの一体感を見せました。
靭帯損傷のため、ダンスパートを控えていたSAMさんでしたが、ここはガツンと踊ってくれてました。
夢が叶い、あの頃が救われ、
ふわふわとした耳と気持ちです。
こんな日があるんだな。
以上
いい夜だった。