えー…。
いつにも増して、マニアックなしかも超偏ったものですので…。
ご注意あれ。
しかも何言ってんだこの人ってなりますからね。
ただの想いで語りです。
智さんが入所22年経ったと、したら何となく自分の22年前とかその周辺を思いだしてみたりしてまして。
ふと思いだしたもので。
さて。
レイジーナックをご存じの方はいらっしゃいますでしょうか。
確か当時16か17歳の男子高校生のユニットでしてね?
活動期間は非常に短く、1995~1997の二年間。浅倉大介プロデュースでデビューいたしました。後半は離れてましたけど。
このユニット。きっともっとでっかくなってよかったと思うのです。
それができた二人だと思うんですよね。
けど、背景がどうにもこうにもだったのかなぁ。
95→97と聞いて、ピンとくる方は同世代…の中でも、DAゾーンをご理解いただいてる方かな?と勝手に推測いたしますけど:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
このレイジーナックの存在っていうものは、accessファンからすると、
ある意味では鬼門で、光源氏か!!っていうような救いもあって。
でも、ゆっくりゆっくり細ーい針で刺していかれるような。
チクチク痛いのに、泣きながら抱きしめてやりたいような。
不思議な存在だったのですよ。
それを、ふっと思いだしまして。
もう、誰にわかるかわからないけど(笑
好き勝手に語りますけどね。
この95年~というのはDAのゾーン(つまり、浅倉大介の音楽で青春過ごした人)に取ったら、ぐいん!!っと行き先が枝分かれした年なんですよね。
それまで、TMN直系見たく生まれたaccessってユニットがあって、それが休止してしまったのか95年の正月。正月ですよ!!
あの衝撃。
嫌な予感はしてたんですよね、年末あたりというか三部作あたりから。
インタビューとか読んでいても、特にHIROの見てる先がaccessと重なっていかない雰囲気というのは、ビシバシ伝わっていたのですよ。
ましてや、「デリケートプラネット」の「ディケイド」とか。TMN終了へのハナムケ曲ですよ。
そんなのを初のコンセプトアルバムのラストの方に持ってくるあたりで、ちょっと怖かったりしましたよね。そんな感じで、びくびくしてたんですよ。
あ、やばい。
これはやばい。
下手したら、いなくなるかもしれないって。
案の定、でPOPJAMというNHKの音楽番組で、「 TEAR'S LIBERATION 」って、最新で最後のシングル曲を演奏して、休止宣言したんですけども。
そのときの、二人の恰好がね?
多分、ファンはそこで全部悟っただろ。もう、これは無理なんだよ、今は。って。ほどの衝撃でした。
恐ろしくラスタマンに染まってきた、ボブマーリー大好きになってたHIRO。
嵐のデビューかな?ってくらいの、ビニール素材のジャケットに蛍光ピンクの衣装と金髪な大ちゃん。
二人ともコンセプトバリバリなお揃いスーツで歌ってことがウソみたいでした。
この違いを目の当たりにして、この二人に一緒にやっていけ、とは言えないですよね。
そしてアクセスとして最後に演奏したのは、「コズミックランナウェイ」という、二人が出会った曲でした。涙腺崩壊でしたよ、テレビの前で。
そんな怒涛のあとに、レイジーナックが出てきたんです。
(長い…前置き…)
95年ごろといえば、浅倉氏はプロデュース業を山盛りやってました。
TMRはもちろん、このLKも。雛形あきことかもありましたね。プールビットにフェイレイ…。木村由姫とか、藤井隆もあったよ?☆
なかでもLKは、若い男の二人というのもありましたし同じレコード会社でもありました。
(今はなきFUNハウス)
更には、デビュー曲やあのファンからしたら衝撃的だった三部作の曲を、リミックスして提供してたりしてましてね?
何というか…。
その頃のアクセスファンというのは、事実上の解散後に、まさか傘下の新ユニットがデビュー曲歌うだなんて思ってもなかったものですから。
戸惑いというか、受け入れられないというか。
わなわなしてたんですけど。(ライブでその曲の時だけ、会場出ちゃう人とかもいましたからね…TMRの時もしかり)
おそらく…いや、間違いなく。accessのファンをそのまま、LKに流れるようにしていたのだろうと思います。初期のビジュイメージはaccessの三部作そのままでしたから。
それがどうにも、悔しいですよね。今となっては。
デビュー曲、久々聞いたらあー!これこれ!でした。
初めてこの曲をラジオで聞いたときの、テンションが湧いてきました。
1stミニアルバムは、結構荒削りだったし寄せ集めた感じも確かにありました。
さーっと聞いて、「お!」って思う曲はDAと井上秋緒っていう組み合わせだったりして、苦笑いするような。(のちのTMRのヒットを連発するコンビです。)
けど、フルアルバムの「LKSTYLE16」は浅倉さんだけじゃなく、R&B寄りな藤田宜久とかも加わってて、ギターなんかずっと葛城さんで。石井ヤスシがコーラスとか。(で、BOYO-BOZ0にはヒロがコーラスっていう・・・)
歌もうまくなってたし、清水くんの声もソウルフルで、優奈はロックで。
16歳の男の子二人が、これから成長してくのをほぼ同い年で見ていけるっていうのは、なんというか希望でした。
これが
こうなっていくっていうのは。
(ものすごい90年代!!って感じのPV)
曲は浅倉氏、ギターは葛城氏。歌詞は麻倉真琴(あべマネなんだよね?)
黄金ファミリーチーム。
けど。そのワクワクっていうものは、96年TMR、icemen、と枝分かれしていって。
なんならレコード会社も合併してなくなって。
LKも97年には解散します。
もったいないなー。ほんと、もったいない。
香月優奈、は本名に戻して今も活動していますけど、
清水聡はこの名前で検索したらボクサーさん出てきますけども…今は、もうまったく活動してないようですね。
惜しいなぁ、って今でも時々思うんですよね。
背景に世代交代的なものを乗せないで、ただの新人アーティストとして出してくれたら、もっと真っ更に歩いて行けたのかなぁとか。
清水君の声、好きだったのですよ。やわらかいのに、のびゃかで。下手に飾ってないかんじで。
と、思い出語りました。
不思議だなぁ。
見たライブの光景とか、その時の雰囲気とか着てた衣装とか。
なんか思いだすんですよね。
PV集、多分アホみたいに見てたその頃のこととか。
ちょっと過去に浸ってみました。
以上(汗)