ちらかりほうだい。中身はない。

とっ散らかりながら、すきなものはすきとエモる場所(稀におかん)

3月のライオン(前編)とかアニメとか智とか近況とか混ぜたらこうなった。





でたん(ΦωΦ)




お元気でいらっしゃいますでしょうか。
(もはやよくわからない呼びかけ)

当方、ときどきびっくりするくらいスコンと電池が切れます。


なんかもう、ここもずいぶんと開いてしまっているのですが‥(燃料不足)

ちょいちょい、来ます。はい。




さて。


少し前にですね。

3月のライオンの映画をやっと観れました。
ただし前編のみ。

公開前からキャストについては、超絶ドンピシャで、なんの不安もない!って感じでしたので。
遅ればせながら、ぶつぶつと。



映画が始まって、まず。

あ、既視感。

でした。

漫画とアニメと同じ冒頭だったからです。
川の見える部屋で朝を迎え、一言も発することなく足早に電車に乗って、将棋会館に向かう。
義父との一戦。
香子と歩が心配してる、の一言にやっと「嘘だ。」と呟くあのシーン。

とにかく驚いた。
神木くんは完全な零くんでした。

全体的に、あ。こことここを繋げたのか、と原作ファンにありがちな事を思ったりしたのですが、それが嫌味じゃなく。

なんというか「生」に満ちてました。

過去、コミック原作のドラマ化や映画化でシーンを端折られたりすると、むむ?!となってることが多かったんですけども。

この前編を見た印象だと、より生身に迫った感覚でした。

それは、あかりさんが零くんを拾った時の言葉遣いだったり、安井さんとの対局の後怒りで叫んだ零くんの声だったり。
(あの情けないしぼみ方をする声は、鳥肌でした。ものすごい、見事だった。)

香子が零の部屋で待ち伏せた時の、つり上がった目元だったり。
有村架純ちゃんが香子の甘え下手というか、感情の起伏に正直な女の子を凄い上手く出してくれてた。あの目元は、おわ!っとなってすぐ原作のあのシーンが浮かびました。)


何というか、原作では沁みるように読んでいて、それがアニメとなって音や色のついた動きで、立体感を増して。
映画では、感情や肌感までが届くよう。

こんな三段活用見せる作品は、そうそうないと思う。


前編では、ぐっと凝縮されている箇所もあるから、原作見てない方には次々と新しき人が増えるので、少し慌てるかもですが。

いやぁ‥ひなちゃんもさ、良かったのよ‥。


後編もまた、時間つくりたいな、と。




3月のライオンといえば。


先週土曜放送の回。アニメね。

柳原棋匠と島田さんとの、タイトルをかけた戦いのシーンでございました。


私、この柳原棋士が大好きでして。

飄々としながら、べらぼうに将棋は強い。
この棋匠戦もあと一勝すれば永世になるほどの。


とっくに還暦を超えた柳原氏は、周りの仲間がどんどん減っていくんですよ。

引退してく棋士仲間。
退職してしまった、馴染みの記者。

自分の分まで頑張って
せめてあなただけは、と柳原棋士は若い時から少しずつそうやって期待を背負わされてくんですけども。

死に物狂いで勝ったあと、島田さんも含めて集合写真撮るんですよ。

その時の言葉が、たまらんのです。 
よってメモる。



さよならだけが人生だ。
誰が言ったんだっけ。
清々としたいい言葉だ。
(略)
でもな俺は覚えてる。
好きな奴も嫌いな奴も山程いたが間違いねぇ。

今の俺はその全部のカケラで出来ている。

タスキとは期待だ。
何百何千と掛けられたそれは、
時に身動きさえ取れんほど重いものであったが、
火達磨になる恐怖からも、
重く逃げ出せぬように縛り付けてくれていた。

それから
こちらは、自分から仕事を取ったらなにかのこる。まるで焼け野が原にいるみたいだ。
と、こぼした退職した友人に対して、未だ現役最年長の柳原さんは「俺はまだ焼かれてる真っ最中だ」「今日もまた火達磨になって存分に苦しんでやろうじゃないか」と(心うちで)返すの。

だけどね。


精一杯戦った人間が最後にたどり着く場所が、焼け野が原なんかであってたまるものか。

と。

なんつうか、ですよ。

タスキの辺りは、嵐や智を思いました。
応援が縛り付けて、応援が逃げそうな背を支えたのかと。
そんでなんか胸いっぱいになって、私が焦げそうになりました。

ごめんねありがと、の世界。

で、焼け野が原であってたまるか、は
お子が巣立った後の自分を危惧致しました。
巣立った、とは大げさか。
も少し近くか。
何をするにもママがいなければな時期を超えたあと、私は自分に何が残るんだろうなと。
それこそ焼け野が原じゃねぇのか、と。

ずっとあった危機感の、背を押してもらった気がします。
そこを花畑にしたいんや。
(地道に勉強中←漢字だらけのパルプンテ

ってことで、とにかく今私は
船の上でこれでもかというほどの笑顔見せてくる智さんに、愛おしい!って叫んで土下寝する所存。


以上

(ほんとなんのこっちゃ感凄かった記事で土下寝)