出たよ。
まず、これですよ。
前回の13話で鼻息増したシーン。
いやぁ、っもう。
並べて見て、興奮しましたよ。
この流れがあったからだと思うんですけどね?
お子の服を買いに行きまして、探偵物語のトレーナー見つけて大爆笑でGETしたんすけど。
裏返したら「what is it!!」って書いてましてね。
あ。
なんじゃこりゃあ!!!って訳すとこうなるんすね?
太陽にほえろ、と書いてあるのも、もはやカオスでお気に入り。
さて。14話。
こりゃぁもう。零くん試練の時でした。
消えたいぐらいの恥ずかしさで、ろくに落ち込むこともできない。
居場所であるはずの部屋の中にまで、水(心)が淀んで息ができない。
光ったのはやっぱ、先生かなぁ。
落ち込んでるときに、冷たいものを食べるなよと。
温かいものを食えと。
カップラーメン差しだしてくれるのは、ほんとにあったかい人だし、
(零もそれちゃんと食べるのよ。そこがこの子ホント素直)
新しく一つチャレンジしてみろと背中押すのに、渋る零を怒鳴るのは、やっぱ先生だった。
零くん、怒られてないんだよね。
天才棋士だから、やっかみは受けても、叱られないんだよなぁ。
だから本当、「将棋界を理解するもその世界にいない」先生は唯一くらい、零くんを怒鳴って背中叩いてあげれる人なのかも。
「でも」を100個並べたら開くドアがあればいいが!!
はっきりいって、ねぇよ!!そんなもん
自分を負かした相手から学べることって、でかいもんだぞ。
島田さんにカチ割られたプライド。
経験値の足りなさでの思い上がり。
そのダメージから立ち直れない零くんを、前向かせようとして実際土台作った先生は、ほんともう、すっごい「先生」だった。
(でもあかりさんには、島田さんを推してしまうのよ、私。)
しかし…
零くんはいつだって「居場所」を探してふらついていて。
もちろん、幼少期の出来事があって幸田家での暮らしがあったからで。
一日でも早く、自分で生活をする。
イコール大人になって、もう泣かないで済む、という事。
自分で家賃を払って暮らせば、そこが居場所になる。
この考えも、まだ17歳の零にしたら、ほんと先生曰くの「キャパオーバー」なんですよね。
家族の死から零が背負うものが、だんだん悲しみだけでは済まなくなってく過程が、どうしようも胸締め付けます。
逃げてないふりだったらどうしよう
そんなに頑張っても「独り」に押しつぶされそうな零くんの周りって、実はすごいたくさんの人がいるんですよ。
三姉妹もそうだけれども、ごりごりの塊になった零の目を覚まそうとした二階堂。
その役を引き受けて、零くんが素直だけれど頑固なやつだと見抜いてた島田さん。
(余談かもですが、島田さんの登場で松永さんの時にあった「この道の先にいる尊敬できる人」を零はやっとゲットしたんだと思います。それって、すごくでかいこと。)
それから先生。
ちゃんと周りにたくさん、彼の居場所で共に過ごす人がいるんですよね。
零くんのメガネから「こうあるべき」の色を取ったら、ちゃんと見えるんですよ。
そばにいる人のこと。
まだそこに着く前。
このシーンを見るたびに、
至らなさ、に気がついたときにどうするかが、
すごい大事な気がする。
相手が間違えている、自分のが正しい。と思考を止めるか。
とにかく、その痛みをがっつり味わうか。
島田さんとの対局の後、感想戦であそこまで動揺しながらも、
「ならば、これでは?」
といえた零くんは「完敗だ」といいながらも、すげぇやつだと思いましたよ。
(走る零を見ろすシーンにスミスがいてよかった。ほんと、言い具合にマイルドにするよね。)
ダメダメな零だけど、この時これほどに落ち込んでよかったんだと思う。
逃げなかったフリかもっていう不安があるから、将化部を作るにいたったのだし、
そこで先輩との出会いがあったから、進学で悩むひなたを笑顔にできた。
(ひなたのエピはどこまでアニメになるかわからないのだけれど、高城さんとひなたの構図はアニメとして世に出てほしいなぁと思う。)
何というか、この時のこれがあったから!っていうわかりやすい引き金ではないのかもしれないのだけれど、心内の段階として、一つ、一つ、固い結び目をほどくからこそ、新しく浮かんでくる模様が生まれてくる。
零くんを通してだけれども。
経験に無駄なことはないって、じんわりとします。
さてと。
映画ももう少しっすね。
ひなたのエピも乗っかりそうです。
しかし、島田さんはほんとにもうおかしいくらい島田さんやないですか!!
零の神木くんもだけれど、ももちゃんかわいいなぁ…。
有村さんの香子もいい感じに擦れてる。
今年は映画三昧だなぁ。
邦画に楽しみなのが多いと、ワクワクします。
じゃ。
また篭ってきます