ちらかりほうだい。中身はない。

とっ散らかりながら、すきなものはすきとエモる場所(稀におかん)

とっちら 『きっと大丈夫』って最高オフザケな等身大ソング



えー・・・( ̄ー ̄;
ワタシ、『きっと大丈夫』が、どえらい好きなんですよ。
けど、なかなかそこを、ピンポイントで突いた会話をすることが、日常あまりありませんのでね?←え。

ちょっと語らせていただこうかな、てへ。(●´ω`●)ゞ


きっと大丈夫、ってあれですよ。
ARASHICの先行シングルですよ。
で、アラシック(もう、ここはカタカナで行こうや)といやぁ、まぁまぁ、ガッツリ攻撃してきたアルバムの印象ですよ。
COOL&SOULもありますしね。なんならWISH抱えてますよ。
私の印象では、起爆剤第一弾みたいな曲なもんでね、あれは。
けどOneからしたら、一歩引いたアルバムでもあったと思うのです。

その「今」の感じを同世代男子の光景と気持ちを、こんな風に乗っけなおして、
更にはお祭り騒ぎにしちゃう曲って、そんなないと思うんですよね。

曲も若干歌謡な空気あるし、ホーンがよく聞こえます。
ベストテン感とでも言いましょうか、後ろでバンドの方がいて、指揮者がいてコーラスがいる。
そんな景色が見える気がするんですよね。
THEなお茶の間感とでも言いましょうか。
で。
歌ってる内容が、まさにこの時の嵐にばっちりだったと思うんですよ。
翔さんのラップもね、それをすっごい“ノせてる”んで、もう。こんなに小気味よくて、ちょっと切なくて。
泣きそうに笑う曲、無いと思うんですよね。

歌詞追いましょか、得意の感じで(笑



When I was driving in that night
気付けばまだ確かにほら 空にTwilight
光がなくともない
ならまだまだ You shouldn't cry cry cry
Tell me what u wanna“ah ah"
Weekend gonna make luv“ah ah"
from Monday to Sunday
every every every day
lucky lucky lucky my life

翔さんラップで始まる曲の、テンポの良さよ。(^ε^)♪
ここがすっごいもう、まとめてるんですけどね曲全体を。
なんか、結論を先に言って置いてから、実は、と始まる物語で、
それこそ吉本ばななのキッチンとか、何々どうした??を沸き起こさせるんですよね。

夜、ドライブしながら気がつく。
あれ、空。星が光ってんじゃん。ちょびっとだけど。
でも、無いわけじゃない。都会の夜空なんて、ただ暗いだけかと思ったのに。
だったらまだ、泣いてる場合じゃない。

やりたいこと言ってみろ“あー、はいはい”
週末が愛を育てるんだよ“はぁ、そうですか”
そんな月曜から日曜日。
毎日毎日毎日、こんなの。
あー、とってもとっても幸せな俺の人生。


この皮肉感!!!!(´□`。)
これがもう、ほんっとほんっと大好きで。


ラキラキベイブ 仕事はラストのオーマイグルーヴ
  なかなかベイブ 今日は楽しい! (朝まで!)
 シャカシャカベイブ 気持ちは八分目
 いいじゃない! わるくない! 愛じゃない?!

えー多分。
この主人公さんはものすごい、焦燥感持ってるんでしょうね。
でも。これでいいじゃん、こんなもんだよって折り合いをつけようとしてる。
ありがたいことに仕事もあって、それをひと山越えてテンション上がって朝まで飲んだりして。
また自分を奮い立たせて、さぁ!がんばるそー!って、そんな毎日。
いいじゃん!悪くないじゃん!とか思うのに、でもどっか気持ちは八分目。
満足しきってないんですよね。


淡い記憶が よみがえったら 君が笑ってる
若かった季節の 足跡は 波間にキラキラ消えてゆく
いつも同じメンバーで 語り合ったこの場所に今
(バイバイ) この景色心に焼き付けて(明日へ踏み出そう!)


そしたらどうだ。多分ね、そうやって飲んだくれた帰り道に、公園とかの横通るんですよ。
もしくは母校とかね??
すると思いだしちゃったんだな、きっと。
若かった時の「将来こうなるんぞ」って勢いもって走ってた頃。
あのときの足あとは、あっという間に波(世間とか社会とか)にもまれて消えてって。
仲間たちと語りあったあの場所に、今、の自分が立ちすくんで。
あぁ、そっか。
って、思いだすんです。ここだった、出発点。


ラキラキベイブ 勉強もラストのオーマイグルーヴ
  なかなかベイブ 今日も楽しい! (朝まで!)
  シャカシャカベイブ 近所のお祭りも
  いいじゃない! わるくない! 愛じゃない?


あのときも、勉強終わったら遊ぶぞーって、朝まで仲間と遊びまわった。
こんな近所の小さい祭りみたな、そんなのじゃなくもっとでかい世界でやっていけると思ってた。
けどさ。あのときの、「小さな世界」は、自分をいっつも奮い立たせてくれてた。
それを泣きそうに思いだしてるのに、
『うん、いいじゃん、そういうのも悪くないよ』って、ひねくれながら言うの。


世間は甘くない なめてたら すぐにボロが出る
当たり前が出来てない 簡単でも わかったふりはもうやめよう
あの日君と見た夢を 無くさないで諦めないで
(オーライ!) 初めからやり直せばいいさ (何度倒れても!)


このへんで、主人公君愚痴りますよ。
社会人・・・3年目ってとこかな。今まで見たいな付け焼刃が通用しないの。
「まだ新人だから」が、剥がれ落ちていくの。
“出来て当たりまえ”と自分だって思ってるのに、そういう基本でミスするようなことが出てきて、わかったふりして誤魔化してきたことのツケがね、出てくるんだよ。
それこそね、先輩とか上司に「やりたいことはなんだ」といわれたり、「週末にはそのための勉強すんだよ」とか、そういうこと言われてさ。
あーはいはい、そうですね。
って、聞かないで来たツケ。取捨選択じゃなくて、全部捨ててきたツケ。
けど、いろいろ思いだしちゃったから、大丈夫。
初めからやり直せばいい。何回倒れたって、って。
また、バカにしてた青臭さを、まといだすんですよね。


ラキラキベイブ 真面目が売りですオーマイグルーヴ
なかなかベイブ 急上昇! (空まで!)
シャカシャカベイブ けじめが要とか
いいじゃない! わるくない! 愛じゃない?
ラキラキベイブ 事件は現場のオーマイグルーヴ
なかなかベイブ 今日は楽しい! (朝まで!)
ドキドキベイブ 恋愛修行中
いいじゃない! わるくない! 恋じゃない?



そうとなったらもう、突き進むんですよ。
青臭くて嫌だったけど。いうの。
「真面目が売りです!!」
そしたら、周りもちょっとずつ変わってくんだよ。
デキル、デキナイ、これは仕事、ここから遊び。
そう言うけじめもできるようになって、往年の「事件は現場で起きてるんだ!!」の意味を思い知るんだよね。
あれは98年公開ですよ。したら、当時の嵐が15とか18歳。
10代の時にはやった映画と名台詞。それを、23~26の年になって。
その言葉の悔しさと意味を知るのは、仕事にも自分の人生にも、真面目を売りに向き合ったからなんですよね。
だからすっごい楽しくて、ちょっと恋も見え隠れし始めて。

で、この主人公くん、また調子に乗るんです笑


「今日はどうなの?Baby」って先輩やけにご丁寧
ほぼ命令 誘っていて
ワタシ身なりお手入れ (だってLady)
L.U.C.K.Y D.A.Y を経て経て新世界
“It's delight!"
例えば席替えをしてみて
wicked wicked wicked everytime



今日空いてんの?」って先輩がやたら丁寧に聞いてくる。
そりゃもうイコールで、「おい、お前今日来いよ」っていう命令なんだけど。
「うれしいです!」って返事したよね、俺。
しっかたないよなー♪だって先輩のお誘い断れないよなー♪
さて、髪整えますか!スーツもちょっとぴしっとしなきゃな、歯磨きも忘れずに!
どんな女の子くるのかなー♪席替えなんかしちゃったりして☆ウキウキ!!

っていう。20代の男のテンションアゲアゲな感じが、「あっほだなーー」って笑っちゃう。
あーかわいい。


回り道も たまにはわるくない!
そんなことで 悩んでナイナイ!
力抜いて 休んでいいじゃない!
も一度 歌おう! Wow Wow Wow

Let's get back to the hook
窓を開ければ 明日の空も晴れるはず
きっとそれが糧になる 今日も楽しみ もれなく
いつも焦ってた あの日の僕に会えれば
想い 伝え 叫ぶさ“夢はでっかく こう描く"



で。
そんな風に、落ち込むこともあるの。
自分の出来てないことも、情けないところも見つけて、
若いときに思ってた自分とは程遠くて。
でも、近所のお祭りみたいな、あの時の活力ってのは、やっぱり忘れないでおきたくて。
ダサかろうが、なんだろうが。
自分そのままで勝負することも大事だと知る。

そうやって反省したりもするのに、やっぱ調子こいてコンパで騒いでみたりして。
でもね。
一回見つけたら、ちゃんとそれを土台にできる賢さもある。
気持ちは八分目、の意味がね変わってくるんですよね。

足りない足りない、満足できない!
から、
うんこれぐらいでいい。回り道したってそれくらいでいい。
って。
あれだけ真剣に悩んでたことが「そんなこと」になるくらいの経験積んで。

あの時の自分に会えるなら、言ってやるのに。
夢ってのはな、こうやって作るんだ!!
けど、お前のその焦りと苦悩が、今の俺の糧になる。
窓を開けたら、明日の空もきっと晴れてる。


なんかね、ハワイの嵐さんを思いだすのです。

こんな思いで、例えばこの「きっと大丈夫」をうたってた頃のことを思ったりしたのだろうか、とかね。だって「からまわる五年」を乗り越えた後のこと。
この頃の嵐さんは、この「きっと大丈夫」のような男の子たちじゃなかったのかなぁと思うのです。
だから、30代の今きっと

いつも同じメンバーで 語り合ったこの場所に今
(バイバイ) この景色心に焼き付けて
(明日へ踏み出そう! きっと大丈夫)

って、歩き出してるんじゃないのかなぁ

原点回帰っていいますけども、それは同じ場所に戻るということではないですよね。
時間は螺旋であるべきで。
おなじ輪を平面で回ってるわけではないと思うのです。
その高さは様々でも、全く同じ位置、は存在しないと思うから。
ほんの少しの高さでも、上から下は良く見えるもので。
あーあの時のアレ駄目だったな、って。

きっとまた似たことが繰り返されるんですよ。

Let's get back to the hook
ですからね(笑
でも、もう一度歌おう!ですよ。

私、この調子こいたオフザケ感が、大好きなんです。
こんなふざけたこと言ってんのに、でも一生懸命悩んでる「頑張る男の子」。

そんな曲が、起爆剤かかえこんだアルバムの先行シングルですよ。
「嵐って、あなたたち同世代の人と、なんも変わらないんんすよ」
ってのを、町内の掲示板に貼り紙して回ったんすよね。
回覧板まわして。
身近に、それを届けたかったのかもしれん。


で、書いて思った。
鮫島さんみたいだな(笑)と。

したらこれ、あれだ。
20代の「きっと大丈夫」
30代の「Iseek」
なのかもしれん。

と言うわけでもまたこれ、いろいろと紐解きを・・・・・・・・・・・←マニアック所以。


以上っ(°∀°)b