ちらかりほうだい。中身はない。

とっ散らかりながら、すきなものはすきとエモる場所(稀におかん)

とっちら 奈良美智と、大野智と。

 
 
 
大阪の個展、当落発表前に。
 
奈良さんのツイートを見て、なるほどな、と思いましたよね。
 
zeroでの対談で出会ってすぐ意気投合した。
その理由ってのが、なんか垣間見れる気がします。  
 
 
 

 

これ、ほとんど同じこと、智さんも言ってますよね。
 
要約ですが
 
『俳優とか、アイドルとか呼ばれるより、ただの大野智でいいと思う』
 
こういうところが、実はそっくりな2人なんだろうなぁと。
 
奈良さん56歳ですよ。
智さん、35歳ですよ。
 
ほぼほぼ親子なこの年齢差で、“感覚が似てる人”との出会いがある事は、奇跡的だと思うんです。
 
例えば、似てるところがあってもこれだけの年齢差あると、積んできた経験も違う。
と、なると価値観も変わってくる。
 
青臭く感じるようなことに、向き合える余裕。
 
だから、奈良さんの懐の深さというか広さ、それから智さんの素直さとか柔軟さが、うまく噛み合ったのだろうなぁって。
 

等身大、って1番難しい。
 
ありのままとワガママの境界線が、まるでわからなくなることもあるから。
 
嘘がない姿を描くことは、評価が棘にも花にもなるし、それがダイレクトに届く。
 
それには、どうしたって精神力がいるんです。
 
ただのロック好きのおっちゃん。
その自由さがあればいい。
 
世界的に活躍するアーティストであり、56歳になって尚。製作者にとって、自由さっていうのは、永遠の願いなんだろうな。
 
 


窮鼠猫を噛む的な力。
 
追い詰められては、乗り越えてきたのは、きっと嵐も同じ。
智さんも、きっと同じ。
 
大きなものだけを、見る人にはなりたくない。
 
これと同じかはわからないけど、
 
大きなことでなくてもいいから、面白いことをやりたい』
 
と、言ってた智の言葉が、ふ、と思い出せます。
 
やっぱ似てんだなこの2人笑
 
 
 
嵐5人は、それぞれバラバラな5本柱。
それがアスタリスク描いてこそ輝く。
 
きっとそのそれぞれの柱は、もう1つ、外から力を受け取る為の道筋を持ってるんだよね。
 
智さんの場合、その出会いの1つが奈良さんだったのかなぁと。
 
 
パグの絵についても。
美大の卒業制作のような、勢いを感じる』と、奈良さんは話してたし。
 
ただの趣味、から、個展の為の作品、を描いた智さんの作品に対しての、超的確で、超愛情ある評価ですよ。
 
 
 
大切にすべきことは、
いつも隣にある。
 
 
そして、ちっぽけな毎日に転がってる、表現すべきもの。
 
それを見つけていきたいなぁ。とね、思います。