サクラップ=がなりめの低音
ってのが、まぁ共通認識でしょうか。
前回の『不意にくる話し声的な低音に、なんどでも落っこちる智声』に引き続いてくとすれば、
『わかってたけど、ちょっと無理してる高く掠れ声が甘すぎて溶ける』
です。
特にそれを感じるのは『このままもっと』。
少し前のトレンディドラマで、ビル街の夕焼けでも見てそうな雰囲気から始まるこの曲で、終始ちょっと高めで、しかもかすれた声で、
あんなど直球なラブラブ感。
翔さんの歌声って、ラップ部分のリズム刻みまくるところってすっごい『男』なんだけど、
メロディーラインで高めのところを歌ったときの、“甘やかしてくれるお兄ちゃん感”がすごいとおもう。
『君がいるから』の“太陽は優しくてらす 君の涙を溶かしてく”
のところとかも同じくで。
頬杖ついて、すごい優しく笑ったお兄ちゃんが、頭撫でて話聞いてくれてる図が浮かぶというか。
『ん?で、それからどうした?』
『あぁ、まぁ。わかるよ。』
『大丈夫だよ。』
なんか、そんな風に言ってくれてるような。
ビブラート効かすような歌い方じゃないからか、ストレートに胸ん中あったかくするんですよね。
(余談ですが、君がいるから、はしりとりみたく2人ずつ重なってくパートがすごい好きで、
そこに、ガラッと雰囲気変えるJから始まるボコーダー部分が大好物だったりします。)
かと思えば、ガツガツな男丸出しなのも、どんっと出してきたりするんですよね。
だから、翔さんの恋愛、ってものを想像するときに“幼なじみとの恋”とか“友達と思ってたのに、いつの間にか恋人”みたいなのが浮かぶのですよ。
お兄ちゃん的存在が、いつ間にか男になるというか。
翔さんのヴォーカルの振り幅は、嵐随一だと思う。
そりゃ、ラップ、ってものがあるからこそなのかもしれないけれども。
ラップ、についてはいつか語りたい。
と思ってたところがあるんですよね。
まぁ、そこもとっ散らかりながら
まだ、そのうちぶつぶついいます。(°∀°)b