ちらかりほうだい。中身はない。

とっ散らかりながら、すきなものはすきとエモる場所(稀におかん)

Love so sweet がThis is 嵐を締めた事を想う。

なんで最後がラブソぅなんだろう?

 

12/31に見ている時、“明けない夜はない”そればかりが頭に残ってしまっていた。

紅白でも言ったそのワードは、例えば「休止期間が終わる事」と「コロナ禍が過ぎること」のどちらにもとれるよう意図したのかもしれない。

万人にもあなたにも向けた言葉として、何が明けるのかは個々に委ねられたのかな、なんて。

キワキワにいるオタとしてはそんなふうに受け取っていた。

 

だから、ここでラブソぅをラストに持ってきたのは「明けない夜はない」「信じることが全て」その2ワードのために選曲されたのかなと。

 

ところで私、Love so sweetって恋が始まる曲だと思ってた。

 

イントロなったら恋がときめいて、その瞬間からキラキラと光出すんだと思ってた。

花男の主題歌だとがっつり脳に染み込んでるからかもしれない。

だから少しだけ、違和感があった。

最後の終わりにきらめいて始まる曲があることに。新しい道を祝したのかな。

そんなふうに、なんとなく納得した年末。

 

 

 

This is 嵐Live。リピート配信を見た。

 

やっと沁みた。

歌詞がちゃんと届いてきた。

あぁ、そっか‥やっとわかった気がした。

Love so sweetは、そばにいない人へ想いを馳せる曲だ。

しかも、空へその想いをのせる歌だ。

 

泣きながら見上げて、揺れた月はたぶん笑って見えるだろう。

どうしてるのかな?と思い出す時、空を見てしまうだろう。

思わず手を伸ばして、届けと祈ったり思ったりするんだろう。

 

Love so sweet は、2021からのファンの子への歌だ。

 

この曲で「嵐 第一章」を締めた松本潤の意図を、ロマンチストだなぁで終わらすにはあまりにもったいない気がしてきた。

あんまりにも、あったかいメッセージだ。

 

いつか、があるかどうかなんぞわからない。

むしろ無い方が5人のためなのかも知れない。

 

思えば、迷宮ラブソングは、今や巷では再会(再開)を意図したのでは‥な、あのタワーを5人が背中に背負って囲んでる。

 

あれが本当に、再開を込めたものだとして。

それにファンの子の思いを光にして集めたアンテナのような演出も込みで。

そんな願いの象徴のようなものを背負って、5人で囲んで、「誰かが君を惑わせ 迷宮に迷い込んでも 僕がきっと その手を強く引くよ」と歌うのだ。

しかも、個々に持ってる未来に続くピースは、蒼く光るのだ。

 

こんなガッチガチに届け、伝われと演出する人が、ラブソぅを「明けない夜はない」の一言だけで選曲して、しかも音楽は終わらないと示した後に持ってくるには、あまりにも薄い気がする。

 

 

そう、思えば。

 

想い出ずっと ずっと忘れない空

ふたりが離れていっても
こんな好きな人に 出逢う季節二度とない
光ってもっと最高のLady

きっとそっと想い届く
信じることがすべて Love so sweet

 

ただ、ただ。この部分なのだと思う。

嵐がやんで、離れていてもこんな幸せな時間なかったよね!と。だからこそ、これからの時間あなたたちも光っていてねと。

嵐ファン最高!って、インスタで言ったじゅーぅんがそこにいるんじゃないだろうか。

 

そして、想いはそっと届く。

嵐からも、嵐へもきっと。

 

これから先、嵐の活動がない日々がどんどん日常になっていく。

私のような青い沼の住人は、推しが見えない世界に突入している。

 

それがどれだけつづくのかわからないし、終わらないのかも知れない。

いろんな他の好きなものかき集めて、まだ穴が空いたと気が付かない今を、のちには何とか埋めようとするかも知れない。

明日になったら猛烈に寂しくなるかも知れないし、来週になったら撮りためた番組でまた笑ってるかも知れない。

で、来月になってまたボーっとするのかも。

 

でも。ラブソぅで言ってるじゃないか。

(歌ってなかった気がするけど)

 

曲がりくねってた ふたつの旅路は
ここでひとつ 虹になれ

 

嵐である道と、そうでない道。

いつかまた、5つの旅路の交点の先に、

5色あつまって虹になる日が来るかも知れない。

嵐がやんで、虹がかかる。

 

Love so sweetは、そうやって語りかけてる曲だ。

嵐の最後の最後に、

 

信じることがすべて

Love(ねぇ、僕のsugar?)

so sweet (とっても愛おしいよ)

 

と。

 

ならば。

最高のladyとして日々、光っていよう。

そして、空に向かって思いを放とうではないか。

 

ねぇ、嵐さん。

とてもあなたが、愛おしいですよ

(智さん。お元気ですか?)

 

伝えきれぬ愛しさは
花になって 街に降って
どこにいても君を“ここ"に感じてる

 

“ここ”に音楽が流れてる。

The music never ends。