ちらかりほうだい。中身はない。

とっ散らかりながら、すきなものはすきとエモる場所(稀におかん)

とっちら まさに“粒立った” カップリングの秀逸さ


以下、感想文でございます。

ネタバレるかも知れませんので、ご了承くださいませ。

(ものすごいカタコト日本語になっていたので直しました。゚(。ノω\。)゚。)←誤字ぱねぇ












じーざす!!
Σ>―(灬⁺д⁺灬)♡―――>



新曲ですよ。
奥さん。
ねぇ、すごいタイミングやないですか?

貴族探偵」の御前様に、スコン!っとハマって翌日フラゲ
この見事さ。

アルバムは初めて聞くときは、曲順で最後まで止めない、ってのをやりたいもので。
シングルはドキドキよりも、ワクワクしちゃうんですよ。

どこに需要あんだ?ってツッコミ起きそうなんですけど、私メモです!って先に言い訳しますからね?(・ω・)

さらには、音楽的な用語つらつらしたりする能力ないからね?単なる感想文です。





まず「unknown 」から。

こういう浮遊感ある曲、大!すき!なんす。
特にほわほわしてるのに、メロはちょっと鋭かったりして、ビートもガツガツ来てるのが本当もう!!
ツボ。ツボ中のツボ。
アルバムの4曲目って感じ。←恐ろしくわかりにくい例え。



さらには翔さんのラップがあるってのと、タイトルがなんかもう背景見せてくるもんで、一番気になってたんですよ。

いやぁ、やられた。。゚(。ノω\。)゚。

シュガソル以来なのでは?の低音甘ラップ。
ほんと、翔さんの語彙力はどうなんてんだ。

私翔さんのラップ詞の中で
しまいきれない思いの残骸”っていうのがほんと好きで。
シュガソルの“思い出の中を泳いでる”に繋がるようで。

で、新たにキタコレ!

散らかるモラルの殻

抽象的なようで、見えるん気がするんですよね。
翔さんが描いただろう一枚の絵が。
つまり、この曲を翔さんがどう解釈したのだろうかって。

Unknown ってのは、未知とか知られてない、みたいな意味ですけど、私の中では “見つからない” “今はもうない” って印象なんですよね。

自分の部屋ではないところで、
本当は一緒に居てはいけない関係性で、
でも止められないまま。
閉じ込められた四面楚歌の中で、
本心叫んでも自分の声が返るだけ。
誰にも届かない。
そんなことしたところで何にも変わらないし、確かなのは自分が相手を求めてるっていう、もはやわかりやすいくらいの性。
でも、叶わないって初めからわかってる。

だから、「今、もう。ない。」のだろうなぁって。

夜明けともに、消えたのだろうなぁ。


翔さんの書くものは、間違いなくその詞の中のドラマを深くするんすよね。いつも。

で!

このミックスなのは、ジャポの「三日月」、サビで音がスッと減るのはあゆはぴの「wonder love」でもあった感じ。

もちろん曲を作ってるのはそれぞれの作曲者さんですし、アレンジャーさんも居ますからね?
嵐はチームだと重々承知はしてますので、チーム嵐が出してきた曲に、これまでの流れがあることがすごい、ゾクっとくるんですよ。

決して、突発的に与えられとるのではなく、作り上げてきてる物だってのが。

うわぁぁぁぁ‥(*´ω`*)

って、じわぁぁっと染み入ったんすよね。

あとな?

♫触れてるだけ 崩れそうなTime

のとこの、智さんの息の抜け方たまらんくない?
ボコーダーかかっても、たまらんくない?

Bメロの追いかけコーラスが、下がってくのも上がってくのも、
♫甘美にして
って歌詞が入るのも、

力の上手く抜けた、余裕ある男でさ。
スーツ着崩して、シャツなんぞ第3ボタンくらいまで開いてんのに、品がある感じがさ。

たまんなくない?

(なんかどんどん、大宮の声が区別難しくなっていく。特にフェイク‥座談会で頷いたわ‥‥。)



で。
通常盤で行けば
Treasure of life 」。


文句なしですよ。
嵐っぽさ、ってもんがガッッッツリ!詰まっとる。
ソロリレーで、曲が盛り上がっていき、サビで五人。
シングルにはなりにくい曲だとは思うですけど、例えばseasonみたく、旅立ちを応援する曲だと。
しかも普遍的なものを。

明日のことも、
一年後のことも、
10年後のことも、
あと、昨日のことも。

まるっと包み込んでしまうというか、

振り向けば 
足跡残しながら
築いた軌跡は果てしない

と、今の嵐が歌う意味って大きいと思うんですよね。

あとね?
ものすごい偏りますけど、この曲が智からの言葉みたいに思えてしまうところが、いくつかあって。
ラジオのなくなった今だからでしょうか。

16歳の時、何してた?
って智が聞いてる感じといいますか。 

こうやって、こんな風にやってきた。
で、多分わかんないけど。
嫌な事あったりもするけど、
なんか、一個一個頑張る。
それでいいや、って思えてる。

って、話してるような曲なんですよ。
受け取ってるはずなのに、受け止められてる気がするのな。 
そこがなんか、ラジオみたいなんす。

だからかなぁ。

カラカラな地面に水が染み入る。

こういう曲を、嵐真骨頂!みたく感じるのもまた、嬉しい。


さて。
まだいくぜ?笑

Round and Round

私今回通常盤から聴き始めたので、もうunknown で射抜かれてしまいまして。

旨い‥なんだこれ、超旨い‥
はぁ‥やばい‥すげぇすき‥すき‥・:*+.\*1/.:+

ってうわ言言うとったんですけども。

これ聴いたら、スパーンッ!っと横からビンタされました。まだ!ある!起きろ!と。

嵐×ホーン
しかもブラック。
最&高(・ω・)b間違いないね。

lseekとか相葉さんのおかげで根付いたファンクやホーン。が、だ。
こんな華やかに「今」に持ってこれちゃうのかな?って、勝手に踊り出しましたよね。
往年なんすよ。間違いなく、往年なんすよ。
だって、喋り声ではじまって、

3.2.1 let's go !

って入っちゃう曲、懐かしくないですか?(鼻息)

♫ハンパモンのyell

とか、コーラスガツガツ被ってくるのとか。

何よりですよ。
ずーっと裏で刻んでる、低音のリズム。
あれ、もうブルゾンちえみのあの曲と要素おなじですよ。あれもリズムが印象的ですよね。
あの曲は、もうネタのように思えてしまうけど、本当かっこいいんすよね。
単調なように思えて、結構ドラマチックなんす。
(お子に言われてだいぶ聞いた。)

で、こりゃ「きっと大丈夫」の未来だ!と思いましたよ。

あの曲は当時の嵐投影されてたと思うのです。
しかもそれを、おふざけてイケイケしながら、調子乗ってることすら追い風にしてしまう無敵感あったんですよ。

あの頃の主人公は、あれから10年たって。
先輩の鶴の一声で合コンに、ワタシレディだもん♫お手入れしなくちゃ!
って、ふざけながら参加してた彼は、
もみもみ社会に揉まれて30代半ば。

ダメでも良くても、まだまだハンパモンでも、
若さでなんとかなる時期を過ぎて
♫今を愛さなきゃだね
って、歩いてる。

それがもう、見事で。今の嵐だからってのが、ふわっと香りますよ。
サウンドも歌詞も。
(つうかね?聴き比べたら歌唱力レベルも桁違いだよ。あの頃がダメとかじゃなくて、兼ね備えてきてるの。今が。説得力を。)

これ、ライブでやんないかなぁ‥‥
恐ろしく映えると思うんだけど、どうかなぁ‥。

ホーン達がっつり舞台に出してさ。
わちゃって歌ってほしいなぁ。







座談会で翔さんが、今回のカップリング達を「粒だった」と言ったのが、果てしなく的を得てた。

どれも個性強いし、染まらないし。
でも「I'll be there」と同じ線上にあるんですよね。

不思議なことに、バラバラなのに大枠1つの世界観なんですよ。

それができるって、やっぱりあゆはぴがあったからだと思うのです。

5人が頭の中にある音を出し、メンバーが嵐を五方向プロデュースするなんて機会があったからこその幅拡大。

デジタリアン、ジャポニズム、でぐーっと刺した一点をブワッと広げたあの一枚は完全に見事ですよ。

キャリア重ねたら狭くなりがちな視界を、一気に広げておきながら、一緒に「嵐らしさ」を拡張しちゃったんだもん。

その拡張が、このカップリング達を粒だたせて、新しい顔見せながらも、らしさを残してるモンだから。

毎度、春に出る曲のカップリングでアルバムの雰囲気占ってしまうんですけどね?

V6が、アイドルの音楽は伝わりやすい方がいいよね?キャッチーさ命だよね?
だからトレンドの洋楽から取り入れてJPOPに還元しましたよ?

みたいな風潮ぶっ飛ばしたんですよ。
すげかったよ。すんばらしかった。

嵐は、元々ベースに起き続けた、ブラックの要素とかファンクやRBの路線を、このまま突き抜けて
くれないだろうか。

日本人のお口に合うように、ってまろやかにした辛さの麻婆豆腐じゃなくて、これが本場じゃい!っと四川から投げつけてくれないかな。

いろんなスイーツちょっとずつ楽しみたいよね?って女子のお願い聞いて、美味しい要素を一口サイズで混ぜ込まないで、喰らえ!!ってアメリカンサイズのド派手なカラー&砂糖ジャリジャリのケーキで窒息させてくんないかな。


なんて祈りながら、今日のご飯は照り焼きチキンです。(the soy sauce)





以上っ!







*1: °ω°