ちらかりほうだい。中身はない。

とっ散らかりながら、すきなものはすきとエモる場所(稀におかん)

LAZY KNACK を愛してたのよ。

 

 

CDの寿命は、20年。

 

そんな話を聞いて、まじかよと焦った。

私が持ってる一番古いものは8インチだ。

縦長のやつだ。まって、これPCで再生できんの??と、12インチの一番古そうなのを探した。

あった。1993年のaccess

大丈夫、鳴る。

 

と、次に手に取ったのがLK style16だった。

 

これ、本当によくできてたアルバムだと思うのですよ。

しかもなかなかありそうでない視点なんですよね。全編。

 

あの当時の話ですけど、女の子のアイドルはたくさんいたと思うのです。奇しくも宇多田も出てきますし、十代の女の子たちが自分たちの想いを歌うっていう畑は十分あったかと。

 

ただ、ほかにあったかな。 

16歳の男の子が、自分たちで歌詞を書き等身大の言葉で音楽を表現するってことが。

 

レイジーナックは、男のこ2人のデュオですけども、キラッキラアイドルなわけでもなければ、バンドなわけでもなかったんですよ。

プロデューサーに浅倉大介がいて(おいおいセルフプロデュース)、そこを頂点にユウナと聡くんのトライアングル。

とてもよくできていたと思うんですよね。

 

 

今聞いても遜色ない曲ばかり。

そのなかで、あぁここはアレに影響受けたんやな?って見える歌詞は、なんというかほぼほぼ同い年な私としては、近しくて共感できたし。

本人たちも自分自身をモデルにした、いろんな物語広げてくるんですよね。

今の時代でいうなら、恋愛シュミレーションゲームが音楽の中にあったんですよ。

 

失恋で落ち込んでる彼。

猫が横切るのさえ、恋しい人かと思って俯いています。

さあ、

声かける?←

声かけない?

 

ちょっと強引に手を引かれて、連れ出そうとされています。本当に彼が好きかはわかりません。気になることも沢山あります。

それでもいい。考えすぎたらどこにも行けないと彼はいう。

ついていく?←

ついていかない?

 

コマンドが浮かぶような、いい意味で高校生の男の子の世界なんです。

 

清水聡くんの、まろやかな歌声は甘ったるいのにどこかエロチックで。

ユウナの声は、オラオラして扇情的なのに痛いほど切ない。

 

今更だけど、このまま20代、30代と2人がユニットを続けていたなら、どんな言葉でどんな歌声で自分たちを歌うのかなぁって。

2年に一回くらい思う。

 

私がすっごい好きなLKの曲に「together 」ってのがあるんですよ。

今の感じでいうと、キンプリのシンデレラガールのようなキラキラした曲です。

けどそこは90年代らしく、街のざわめきから曲が始まり、ピアノが冒頭と終わりに前に出てくる、シャレオツなテクノ、かとおもったらメロはバラードのようなまろみ。

かと思えば間奏には、ゴリゴリなラップがはいってるし、ガッツガツのギターソロもある。そしてお得意の転調!っていう、90年代の全部を詰め込んだんじゃ?ってくらいのカオスな曲なんですけど、それがまたとても当時同年代の私としては、一気に高校生に戻してくれる曲でもあります。

オールマイティの旨味。

 

CDの寿命は20年。

盤で持っていたら、永遠に手元にその音楽があると思ってた。

それはつまり、あの頃の私ってものがいつでも引き出されて、思い立ったらすぐにタイムスリップできるんだと。

 

随分大人になったから、2.3年前も10年前も、同じテンションで語ってしまうくらい時間軸がぎゅっと縮まって圧縮されているけれど。

 

今はユウナだけでLK復活したのかな?

20年ぶりに聡くんと再会したなんて話も聞いたし、いつか叶うのだろうか。

大人のレイジーナック。

 

その時は、駆けつけたい。

ファンクラブ準備号の情報を穴があきそうなくらい見つめて、尼崎でのライブに片道2時間かけて必死で駆けつけたあの頃と一緒に。