ちらかりほうだい。中身はない。

とっ散らかりながら、すきなものはすきとエモる場所(稀におかん)

とっちら 春の歌 3連ちゃんと『もともと近くもなかったさ』



でたよ。(*´꒳`*)




すこしばかり、ご無沙汰しております。


どうにも感情がふわふわしておりまして。
毎朝聞く智の声に、ニヤニヤとしながら『大野智でした!行ってらっしゃい!』が、じわっと要らぬカウントダウンを連れてきてしまいましてね。

振り返って笑う智さんの笑い声が、愛おしくてたまらんというのに、カチリとスイッチが切れたように静かになるんですよ頭の中。

毎朝!リアルタイムで!確実に!というのではなかったのですが(悔やまれる)。

それでも、日に日に暖かくなる毎日にと反比例してしまう、往生際の悪さ。

そんなだから、新曲に救われながらもワクワクがなかなか根付かなくて。

慌ててこんなのしんどい!って、過去の番組やDVDを引っ張りだして繰り返し見たりしたのですけど。
どこ掘り起こしてもたまらんのですわ。
すごいたまらんの。
でも、鮮度では『喪失感』の方が勝つもんだから、DVD切ったらまた無がやってくるもんで。

こりゃだめだわ、と。
もう引っ込んでしっかり味わわないとだめだ。

寂しいとか、切ないとか。
たまらんとか、楽しいとか。

取り敢えず、外野の言葉はシカトして味わっとこう。
と、引っ込んでおりました。

(その隙に挑戦したいことも見つけたから、ゆっくりやって見たいと思う所存。)





さて。
やっとタイトルの話やねん。



『春の歌』という曲をご存知ですかな。
スピッツのヒット曲ですから、サビ聞いたら、あー!ってなると思うんすけども。


私も知ってたのに、先日ご紹介したLION×3月のライオン動画で、藤原さくらの歌が流れていたのですが。

まるで、スピッツだと気がつかなかった。
バンドの曲が、おきあがりこぼしのカラコロ言うような音のアレンジになっていたせいもあるとおもうんですけども。


YouTubeです。

これが、



このアレンジを、私は凄く下駄の鳴る音のようだな、と思いまして。
なのに、春特有の景色が白くぼやけた感じがして。
カランコロンと足元は軽やかに歩いて行くのに、ちゃんと前が見えてない。手探りの怖さとか、手を伸ばしても伸ばしても、空を切るような切なさみたいなのが、じわじわじわじわ沁みてくるんですよ。

3月のライオン映画の後半の主題歌で、羽海野チカが、『春の歌』がお話を立ち上げるときに、着想を得た曲でもある。と、知りまして。

戦っているのは、零たちだけではなく
女の子たちも戦っているのだ

と、藤原さくらバージョンに羽海野チカからのコメントがあって。


そっか。そりゃそうだ。
みんな、頑張ってるんだもん。

なんて、春っぽいことを思ったりしておりました。


でね。

私、ここでもよく話してますが割と好きなアーティストに偏りがありまして。

その中の1人にソットボッセという方がおります。一枚持ってるアルバムを、何度携帯変えようとも引っ越そうとも、連れてきているんですが。

いろんな曲をcoverされてましてね。
ソットボッセの歌う『のうぜんかつら』とか『遠く遠く』とかは、かなり沁みます。

で、『春の歌』もcoverしてます。



春ってね、アンニュイなんですよ。
アンニュイだけど、あったかいんですよ。
気だるいけど、上がり調子の気だるさの時期。
でも、白い靄の晴れるの今か今かと待つ時期でもあるような気がしておりまして。

なんだかそう言うのが、全部詰まってる感じがします。


あんまりにも、自分が今自分の中をだいぶ大きく占めている人の唯一感じていた『近さ』が消える怖さに打ちのめされていて。
如何にもこうにも、だったんですけど。


春の歌 愛と希望より前に響く
聞こえるか?遠い空に映る君にも

春の歌 愛も希望もつくりはじめる
遮るな 何処までも続くこの道を



今も前も。
当たり前のことなんか一つもなかったんだから。


遮るな。


悲しい寂しいだけじゃ勿体無かったな。
あと少しだけど、カランコロン足音鳴らしてもやもやの中から多分、そのうち智はふわっとでてくるんでしょうな。
たまらん、を引き連れて。

遠くなってく気なんて、百万回くらいしてきたけど、『もともと近くもなかったさ』なんてハチクロの森田さんの台詞も一億年分実感してきたけど。


春の歌口ずさみながら、カランコロン言わせて待ちたいとおもう。


あと2日いつも通りに楽しみながら。