ちらかりほうだい。中身はない。

とっ散らかりながら、すきなものはすきとエモる場所(稀におかん)

とっちら 日経エンタ 引き算ではなく逆算

 
 
 
さて。
今度は、キャスター櫻井翔から嵐櫻井翔であり、30代の第一線で活躍するエンターテイナー、という点でに切り替わるのですが。
 
 
嵐のスポークスマンとして、翔さんは他の4人が口にしないことを、敢えて言うことは最近特に増えましたよね。
例えば、ファンの耳には痛い様なこともあったと思うのだけど、けど切り取られた一部ではわからないことの方が多い。
 
と言うのが、今回のインタビューではすごくよくわかりました。 
 
ジャポニズムのライブについて、「松本、よくこれ作ったな!」の一言だけを区切って仕舞えば、いくらでも穿った見方をする意見がでますけど。
以前は、5人の総意だからと言ってたのに!とか、まぁ、あるのでしょうけど。
 
 
これ、翔さんのJへの心からのリスペクトを感じますよね。
チーム嵐、コンサート部門においてはJが作り上げるものへの絶大なる信頼と、出来上がったものへの自信。
 
逆を言うと。
 
先日のしやがれでJは選手へ四年後の東京への意気込みを質問しましたけど。
翔さんはその一言は、四時間悩むんですよ。
 
報道の一端、しかもオリンピックのキャスターという立場で見てきたものの重さ。
その上での質問を、出す出さないの取捨選択はやっぱり重大だと理解しているからで。
 
カメラがオフになった後で、選手が言った一言を心に留めているかどうか、そこを得られるかが勝負だと言うんですから。
簡単に聞けないことなんだろな、と推測します。
 
つまり。
 
翔さんがそこまで悩み考え抜いて出す言葉、は、
Jのファンライトの色を決めるのに1日かかった、と言うのと、イコールなんじゃないかなとね。
思います。
 
 
さて。
 
インタビュー全体に置いて感じたことがあります。
 
櫻井翔というひとは、引き算ではなく逆算で動く人だ。
 
と。
 
 
どの物事においても。
 
例えば、キャスターとして掘り下げたい内容があるならば、そこへ行くために必要なものをいつから揃えれば良いのか。
より伝わる効果的な時期はいつか。
ならば、今、何をすべきか。
 
という、ポイントに対しての逆算で準備をしてあってるのだなぁと。
 
特に嵐の活動においての翔さんの大きな目的のひとつには、社会貢献がありますよね。
嵐が行くことで動かせる人が、お金があるのならその場所に貢献できるものを、という。
 
これ、もちろんキャスターとして悲しいことも不条理なことも、たくさん見聞きしてきたからこそのものかもしれませんけど、翔さんの素地な気もします。
 
 
嵐が動く大きな理念の1つに、社会貢献を置いてそれに対して何ができるか。
 
と未来から今へ遡るというのは、ものすごいプラス思考だし、貪欲でもありますよね。
 
今できることの中から、どれか1つを選んでやるという、引き算の思考ではないんですもんね。
 
だから、
コンビ萌えというかBLノリというか、ファンの人が喜ぶああいう文化はこれまでも目を逸らして生きてきましたし、これからも逸らし続ける
 
ってのは、主軸じゃないけど思えばまるで変わらない翔さんの、考えかなぁと。
 
だってさ。
ハワイでも、
仲良い事が売りって恥ずかしい、
仲良い嵐が好きな人が多いから、仲良くするというのではない
と、至極当たり前な事を言ってますし、 HHBだって“迎合せずただマイペース”ですよ。
 
翔さんが、嵐の活動をして行く中で保つスタンスというのは、もちろんアイドルとしてというのが大前提としてあると思います。
 
けれどそこをだんだん、シフトして行ってるように思うのです。
 
発信源で有ることをしっかり背負いながら、だからこそそれを利用して、いかに残すことができるか。
楽しいね、で終わらせず。
 
この辺に関しては村尾さんも同じ気持ちがあるのだとおもわれます。
 
これだけの人を動かす力があるならば、と宮城やハワイのブラストを行うことも、その時に地場産業とのコラボや、食事の屋台を出すことも。
嵐だからできる、「楽しいね、を作り上げること」の1番大きな軸として、嵐としての活動を最大限に活用出来るよう常々頭に置いてるのだろうと思います。
(翔さん1人が舵を取っていると言うことではなく、あくまで航海士の1人であると言う点で。)
 
 
チケット問題、公演数においても話がありましたが。
 
全ての人にチケットが行き渡るだけの回数、コンサートをするとなると、果たしてそれがどんなスケジュールを組めば収まるのかが、到底イメージできない。
 
と。
なのでざっくり無意味な計算しますよ?
ドーム一回の収容人数を5万5千人として、200万人のファンクラブ会員に1人一枚チケットを回すとします。 
 
そしたら、一都市につき8公演ずつになりますよ。全40公演となります。
 
で、200万人が4枚ずつチケットを申請したとなると、800万枚チケットいりますよね。
そしたら、単純に一都市で32公演。
五大都市で160公演。
 
これ、どう考えても現実的じゃないですよね。
 
もう、ライブ以外何もするな、ってなってしまう。ってあたりでね。また、別の問題がでますけど。
 
戻しますと。
 
翔さんの中では、キャスターと嵐の活動は、しっかり繋がっているのだとおもいます。
 
悲しいニュースが多いと感じるからこそ、
Are you happy?と問いかけたアルバムタイトルになってく。
 
Yes! I'm happy!  なのか、soso-なのか。
こちらは好きに答えていいんすよね。
そこはファンの自由なのですよ。
 
ただし、
 
僕ら5人のあり方っていうのは、影響されないしされるべきではない
これからも、これまで通り自分たちのやるべき事をやっていこう、と。
僕たち嵐は何も変わらない
 
と、字面だけみたら周りを突き放しワガママを貫き通すようにも取られてしまいかねないけど。
 
知ってしまったら。
翔さんの‥‥5人の姿勢を、感じれば、
そこにある背景を理解することができる。
そうしたら、上の文面も穿ったようには受け取れないですよね。
 
翔さんの言う、知識はうねりが起きた時の判断材料ですよ。
 
発信源となった翔さんは、いくつもある理想を掲げながら、時にそれを繋げたり離したりしながら、やっぱり5人で歩くのだとおもいます。
 
多分それは、他の4人も同じなような気がします。
 
1番もがいていた頃に、
今目の前のものを、一生懸命頑張る
と、足並み揃え出した人たちですもん。
 
そのお互いがお互いに向ける、リスペクトはきっとそれぞれを強くするのだろうな。
確固たる土台は、人を強くするね。
 
 
あぁ、そっか。
 
 
翔さんがあそこまで、強くあれるのは
嵐という母体があるからか。
 
 
 
なんて。
 
 
御都合主義な結論に達した、山萌え、大宮萌えのワタクシでございます笑
 
 
 
 
以上っ!