ちらかりほうだい。中身はない。

とっ散らかりながら、すきなものはすきとエモる場所(稀におかん)

とっちら ペンの指す方向chapter3 からの翔さんの瞳の中

 
本気の姿勢、を見ていたらなんだか、これを思い出しまして。
えー、もう。これ話し出したら、暑苦しいし論点ずれるしー。←とかいいつつ(;^ω^Aそーれっ!
 
 
翔さんの『ペンの指す方向』シリーズ。



ペンの指す方向、といえば。
翔さん未発表ソロ曲の、代名詞的な存在ですけども。私の中では。

『Anti Anti』が、このあたりの翔さんの「挑む」姿勢を公に出してきた物かなぁとは思いますが、
その下で、ぐるぐる渦巻いていたのがこの“ペンの指す方向”のシリーズだと思います。

chapter1は、友達と語りあう翔さんが見える曲で、「動き続ける長針と短針は、振り返ってみるといやに短期間だった」っていうのが印象的で。

思い出の語り部的な弟君の声も、懐かしさとか切なさひっぱってきます。

chapter2は、弟くんのかわいい声と翔さんの笑みが見える曲。明らかにデレてる感じとか。
まさに卒業ソングで、ジュニア時代を語りながら、歩き出す姿。もう泣かないよ、っていう柔らかな曲。でもちょっと不安に揺れてて。
その辺りを結構まっすぐ言ってるのが、逆に強い。口先ではなく見よう前、とかね。


chapter3は、がらりと変わります。
ここがホントに、翔さんの信念の軸じゃないのかなぁって思うんです。
使ってる詞は1とも2とも似てるし、基本的に翔さんが言いたかったことっていうのは、変わってないのだろうと。
公に出した作品になる前段階は、本音が一番にじみ出るんじゃないだろか…と、希望的観測がありますよ。
この言葉たちを「翔さんの本音」と受け取りたいって。こうなったら、show beatの終了は本当に残念でならん。

では、まず、歌詞を。
耳コピベースですよ。正解かどうかは謎)


歩き出す ペンの指す方向
ここからの道は 背中合わせの方向

歩き出す ペンの指す方向・・・
必ずいつかまた 頂上で会おう

ペン伸ばし 示し指す方向
これだけただ俺 立ちあがる方法
未だ 飽き足らず膨らむ教養
未知に高揚 まずは高峰 目指す頂上

常に競争 戦い抜くぞ 強豪
定めよう今やるべき事
だって俺ら住むかなり高い標高
必ずいつかまた頂上で会おう

君が机の上なら
俺は光指すステージの上から
BOYSになろうと決めて天目指す
ペン描く方向にでっかく計画

俺が噂の大卒のアイドル
続々とまずタイトルを奪い取る
そう マイク持つアイドル大国を
大卒のアイドルが外国も奪い取る
恐いなら逃げても良いですよ
これは人生を賭けた真剣勝負

はぁぁ 弱気な自分が僕襲う
ならばペン握ってこのマイク持とう Yeah!

ペン伸ばし 示し指す方向
これだけただ俺 立ちあがる方法
未だ 飽き足らず膨らむ教養
未知に高揚 まずは高峰 目指す頂上

Ha ha 

はぁ、もういい外野だまりな
そこの飲み屋でIZM語りな
まるで足りない ただの飾りじゃないから

 "ファッキン!ジャニーズぐらい分かれよ、バカ野郎" (What)

高く目標を打ち立てる風が
後ろ向きならば 向きかえる
振り返る暇がありゃ繰り返す
高く打ち立てる 
自分に無理させる  

常にココでは攻撃が防御
何も無いはず 特別な予想
戦ってみてどうですか状況は
きっとそうならどうなの状況は

俺はブラウン管中 もうしばらく
どれほどか示させて頂く
今は別のステージでしばらく
ともに地位も名誉も頂く 

ペン伸ばし 示し指す方向
これだけただ俺 立ちあがる方法
未だ 飽き足らず膨らむ教養
未知に高揚 まずは高峰 目指す頂上
Clap your hands everybody

歯には歯なら目には目に
広がる妬みや僻みに
Hey yo, clap your hands everybody 

そう、ペンの交わる交点を経て 
いつかあの頂点超えてWhat 
あんたがたそんなお望みなら 
見せつけるぼんぼんの底力 

ペン伸ばし 示し指す方向
これだけただ俺 立ちあがる方法
未だ 飽き足らず膨らむ教養
未知に高揚 まずは高峰 目指す頂上


ここに並んでることって、もう今となっては、『AntiAnti』だったり『HIP POP boogie』で昇華されたものなのだろうなって思うんです。歌詞の引用具合からも。

けど、それでも見え隠れするのが、

弱気な自分が僕襲うならば
ペン握ってこのマイク持とう
とか

振り返る暇がありゃ繰り返す
高く打ち立てる 自分に無理させる

ってあたりで。

メジャーには出されてないこのあたりはもう、櫻井翔の生き方の軸なのではないのかなぁって思うんです。
17歳の自分への手紙にも、似たことが並んでいたし、(死ぬほど無理してください。別に死にやしないから、とか)
このペンを差す方向のシリーズから、数々嵐の曲にも引用されてることを思えば、変わることない軸なのだろうなと。

最近、ニノの嵐を語る言葉っていうのがすごくストン、と自分の中で落っこちる時があるのですけど、それってニノが「ファン目線」で語ることが多いからで。
ニノが嵐を語るときって、そこには4人しかいないからだと思うのです。
一番近いところにいるファンだ、とニノも言うけど。
どこか客観性をもつ視点と、何より、嵐ってものへのこだわりというか、執念というか。
そう言うのがあるからかな、と思うのです。

翔さんに置いては、「嵐」を語ることよりも「自分」の「姿勢」を強調することが多くて。
それがイコールではなくとも、相当大きな屋台骨として、嵐の中にある気がします。
 
だから、復活LOVEのトークでニノと翔さんのやりとりっていうのは、首脳会談のようで。
同じことを違う言語で話しながら尚、理解し合ってるようで。
そこがまた、物を作り、仕事する男の姿だったんですよね。
 
思えば、

相葉さんの言っていた「トップになろうねって夢、必ず叶えようね」
ニノの言った「トップになろうって約束を嘘にしないために走ってきた」。

この言葉を一番重く背負っていたのは、もしかしたら翔さんなのかもしれないなあ。

櫻井翔って人の瞳の中には、今何が見えてるんだろう。
国民的アイドルといわれて、いくつもの顔を使い分けながら、変わらず背負って、

恐いなら逃げても良いですよ
これは人生を賭けた真剣勝負

ってのを、ひしひしと感じる昨今。

それこそ、昨年のジャポニズムもだし、今回の復活LOVEの諸々とか。
本気の姿を垣間見ながら、時々ふっと思うんですよね。

そのベースは常に「不安」なんだろうなって。

定めよう今やるべき事

このフレーズって、翔さんの瞳の中そのものだと思えます。
何ができるか考えよう、ってふわふわしたものではないんですよね。
不安だから、走るんだろうな。
止まったら、そこまでだから。
 
 
chapter1の
 
気持ちを紛らすために
あんた何かあっか?いい方法

(何だか不安なんだ)
こんなにもでかいとは不覚だった

 
chapter2の
 
生まれて初めての人格判断
別に知りたくないがコールバックまだ
除々に増えては募るんだ不安が

 
 
とか。
意外とまっすぐした不安なんだよね。
根底にあるのは。
 
そんなことを考えると、いろいろ考えてしまうのですけど。

ただ。
ここにもあったなぁ、なんて思ったのです。
変わらないの進化系。
 
方法も視点もバラバラなようで、アプローチも思考も真逆のようで、でも嵐、は同じ方向見てる。
 
その5本柱の魅力が、今すごい開花してるなぁって。
改めて思うのでした。
 
 
 



アレンジ違いもあったので←ここです
音割れしてるけど、このアレンジもいいっす。