待ってましたとも。✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。
粉川さんが、Are you happy?を紐解くのを。
よろしければ、↑リンク、飛んでください。
いつものごとく、私が原稿用紙100枚書き倒して、なんなら朝まで討論!みたいなことやらかしてもうまく言えない、もどかしくてたまらない
そうなのよ!
を、スマートにコラムとして出してくれるこのありがたさ。
音楽的知識は、ほぼ皆無な私ですけど、毎度RO69のコラムは首取れるほど頷きます。
ニノの一万字インタビューでも、感じたことでしたがけども、
この『Are You Happy?』は究極のポップアルバムであると同時に、これまでの嵐のディスコグラフィーの中でも一、二を争うディープな音楽的先鋭が試されているアルバムでもあるのも凄いのだ。(一部抜粋です。)
ここのところを、ニノは「心中してくれ」と表現したわけですよね。
確かに。
シングルではない、ソロやプロデュースでもない三曲に関しては、これぞ嵐な歌割りだったりしながらも、これは絶対シングルにはなんねーな、ってものが並んでますよね。
だから逆に言えばタイアップを気にしないで、今嵐がグループとして音を組み立てるとこうなる、ってことで。
TWO TO TANGO
Ups and Downs
Dont you get it
この3つ並べば、リード曲にDon't が選ばれるのも納得はしますよ。でしょうね、と。
(リード曲として、選んできた、という方がきっと正しいとは思いますけど。)
キャッチーさと、アルバムの大まかな全体像としては、確かに、と思いますもん。
リード曲ですねん!ってTANGOの方きたら、戦々恐々となってんじゃないやろか。
え?(๑꒪ㅁ꒪๑)"
って。(それもまた、好物。)
あっちこっちで、このアルバムはものすごく内に向いたものじゃないの?とボソボソ言ってましたけども。
ニノのインタビューの「心中」って言葉が、なおさらそれを思わせてですね。
ジャケ写じゃないですけど、5人グッと肩組んで、
「俺、こういうのすき。やりたい。」
「え?そんなの来るんすか!」
「面白いね。俺はね、こんなの。」
「マジか笑」
「だってせっかくだから、やりたいじゃん!」
「いいよ、いい。突き抜けちまえ!」
みたいに、膝付き合わせてそぉれっと投げてきたのがとんでもなかったです。゚(。ノω\。)゚。って、印象だったんすよね。
なので
『Are You Happy?』にはサウンド面・歌詞面ではっきりコンセプトと言い切れるものは存在しない。その代わり、1曲1曲のクオリティをとことん上げていくという個別の作業に集中してこだわりまくった結果として、粒ぞろいの曲が詰まったポップアルバムが誕生してしまったのだろう。
ってのに、首もげます。
意図したものではないと思うのですよ。
こだわりが生んだ粒が、一個一個しっかりとした形を持ってるから、逆にバラバラなのに綺麗に仕上がった感覚。
いろんな味のフルーツが1つの飲み物として、意外と美味しく味わえちゃうような。
入れてみたら、美味かった、みたいな。
だからきっと、ニノの心中はこの中が誰かに不味いと責められても5人で飲むだろな、っていう責任の取り方なんだろうと思うとですね。
またこれ、ニノがどれほど!どれほど嵐を!と目頭が熱くなるんですよ。
さ。冷静を取り戻してですね。
優れたポップソングとは、誰にでも分かるように中庸を探っても作ることはできない。アーティストの創造性を120%絞り出した上で、それを平易に聴かせ、届ける説得力をもってして初めて生まれるものだ。
よくあるJPOPって、こんなだよね。
の、平均をとって作れば分かり易さは、ピカイチだし、馴染みもあるから拒否はされない。
なんの説明もいらないし、あぁ楽しいね、かっこいいね、ととりあえずは受け手も「理解」すると思うんです。
が。
その理解、は送り出す方の欲するものかと言えば、より真剣なものつくりをする人ほど不要じゃないすかね。
逆にマニアックな方向へ、行こうと思えばいくらでも行けてしまうものだと思うのです。
今回、その点ではbad boyは邦楽的ではないし、LOVEのシュガソルもアイドル的ではなかったと思います。
嵐の音楽ではないですが、翔さんのペンの指す方向なんて、3つ目にもなるとなかなかコアな仕上がりになってますし。
尖り方が内面に向かうと町田町蔵とかに行き着くわけで。
それは突き詰めるというところでは、アリだし振り切り方は興味深いのですけど。
日本でリリースする作品として、尖りやこだわりを捨てないで「わかりやすさ」を残してく事がやっぱり必須なんですよね。
それができないでいると、自己満足に陥るし1人には理解されても99人が首かしげてしまったら、「みんなに届け!」が叶わなくなってしまいますもん。
(嵐が作品を出す時には、なるべくたくさんの人に「届け」と意図やら、気持ちをを乗せてると私はおもっちょります。)
恐ろしく凝って、これでもかとこだわって、うざいくらいハート乗せてるくせに、ドヤドヤがなく楽しく聴ける。
楽しむからこそ、作り手の熱が説得力に変わるわけで。
このバランス感覚が本当、チーム嵐はスンバラシイんだな!って改めて思うわけで。
はぁ‥
つまり笑
『Are You Happy?』は、喩えるなら5人が背中合わせで円になり、外を向いているイメージだ。
その眼差しの方向は5人5様、それぞれに好きなことをやっている。
それはもちろん、互いに目線を交わさずとも通じ合う信頼が前提であり、背中越しの阿吽の呼吸で「嵐とは」という命題を共有している2016年の嵐だからこそ組めたフォーメーションだと思う。
内に向いてる。
媚びる気ない。
心中覚悟で組んだスクラム。
まとめてるのは、嵐というブランド力。
とか、今迄好きに言わせていただいたのだけれど。
粉川さんの指すそれが、私がうだうだ言うよりも、ずっと前向きであったかいものなもので。
なんかもう、ぐちゃぐちゃすいません。゚(。ノω\。)゚。ってなりました。
一列にならんで、さぁ!次はどこ向く!?って走ってきた5人が、ぐるっと自分の目で自分の目の前を見つめてできたアルバム。
初回のジャケ写。
智さん、後ろから4人抱える様にしてました。
通常盤のブックレット。
みんな違う方向いてました。服も統一感ないし
ね。
コラムではTANGOで幕を閉じることに、少々とまどってたし、歌詞にもコンセプトがないと閉めてはいたけど。
感じますよね?どうしたって。
バラバラで濃さの方向も揃ってないけど。
5人とも嵐愛に溢れてるってことを。
躊躇なくアクセルを踏み込む彼らの背中を追いかける、そんなポジティブでエネルギッシュなファン冥利に尽きる一枚が『Are You Happy?』だと言えるだろう。
ほんと。そうですよ。
ファン冥利に尽きる。
に、尽きます。
以上っ!(そろそろ黙るーぅ)