ちらかりほうだい。中身はない。

とっ散らかりながら、すきなものはすきとエモる場所(稀におかん)

とっちら 『Anti Anti』→『Hip Pop boogie』の前に「COOL&SOUL」



手を出したら、あかんゾーンだと思ってたんですよね。
いや、なんつーかもう…もう。

なぜなら深追いしたら、揉みくちゃになるだろうなと思ったので。←重い映画見れない人。←しばらく精神持ってかれるから。



けど、ハワイながれで『Anti Anti』いっちゃたら、やっぱここにたどり着くわけですよ。

『Hip Pop boogie』( ̄ー☆

これ、初めて聞いた時は“おー!言うねぇ!”って感じで、俺らすげーだろ!って調子乗って、えへへって笑ってる印象だったんですよ。

けど、『Anti Anti』の存在知って、歌詞読んで。
で、『cool&soul 』とか『Re(mark)able』とか絡んできちゃうと、もう、頭のなかで翔さんが渦巻く渦巻く(@ ̄Д ̄@;)←サトシック


なので、これどっぷりいっちゃったら、出て来れないんじゃないか。
って、ビビってたんですけど。

流れでじっくり歌詞読んでたら、
なんか泣けて来ましたよ。

智さんの言葉を借りるなら

もう、翔ちゃん見てるだけで泣いちゃう。

のゾーンに入ります。



そもそもね?

翔さんの言葉選びは小粋です。
どこ切り取っても。
リリックに限らず。

この『Hip Pop boogie』は、『Anti Anti 』からするとずいぶん余裕があるなぁ‥( ̄(工) ̄)って印象。


『Anti Anti 』が、いわゆるサクラップに対する批判、嵐の音楽に対する批判に対して‥
例えば、

うるせぇ!黙れ!バーカバーカ!
俺がどんだけすげえか見とけ!
アイドルなめんな!

って、あっかんべーしながらも、

俺のことなんか理解してくれなくていい。
ただ、この道は進まなきゃ、行かなきゃなんないんだ。

って、まぁぶっちゃければ、策も何もなく“行くしかない”って覚悟しかない状態なのに対して、

約四年たった『Hip Pop boogie』は、

俺が!→俺ら、このメンツで

に変わって、

アイドルがどんなもんかみせてやるよ!!
→ただマイペース

と、ぶっちゃけ外野相手にしなくなってる。

それは、歩いて来た道がちゃんと実になってきたんだって、自信と余裕が背景にあるのかも。

じゃぁ。

『Anti Anti 』と『Hip Pop boogie』の過程に何があったか?
を、考える材料として、『cool&soul 』が中間地点におりますが‥( ̄(工) ̄)

これ…聞けば聞くほど、勘ぐりがものすごくなっていって、頭の中でぐるぐるぐるぐるぐる。

なので、その渦のどこを切り取るのか、になってしまうのですが。

あくまで2015、今になって思う当時はこう思ってたんじゃないか…の、
以下、ワタクシ的解釈です。


歌詞はこちらご参照くださいませ。



COOL&SOUL

嵐はクールだ。
未来への手ごたえを感じてる。
もう幕は開いてるんだ。
音楽を感じて抱きしめてる。
嵐はとは、魂そのもの。
ふふふ(ニヤリ) それって俺らの事だよ。

俺ら五人が表現するのは、HIPHOPじゃないよ。
だれにもまねできないような HIP「POP」だ。わかってる?
幕が明けて、始まったんだ新たなステージ。
誰かの後を追うなら、それはただのまねっこ。
行くぞ!未開拓地。
意外なことに、誰もやってなかったことだよ。
完成しきってないでかい才能は、今ここに再起動する


まぁ、俺らについて来いよ。
風が俺らに向いてきた。
ほら、頬を濡らす水滴。
強い風が背を押すように吹いてきただろ??

だんだん勢い増すぞ。水滴なんかじゃなくなってきた。
想像してみてよ。最悪のケースを。
手をつないだところで、ふきとばされるくらいの強風。
(見たことないだろこんなの)
(君と作る暴風雨だ)

だから俺にしがみついてな!
ちゃんと守るよ。
そんな風に言われてるよ?俺ら。

“俺らを探してみろよ。あたりはすっかり騒がしいことになってる。まさに『嵐』”
(でしょ??)はははーー。

山と風を合わせた「嵐」
もうみんな大慌てだよ。
だってどんどんデカくなるんだぞ。
今一緒にこのすべてを見てる、君は幸せだよ。
だって、後々語れるんだ。この現象を。

天照大神がいる神話の時代から
俺らはその場にいたんだ。
下界に向かって、言葉を授けていたのだよ


もう雨がやむことはない
長く続いた夜がやっと開けたんだ
俺らの事を、飽きちゃう人が出てくるってんなら
いちいち楽しめるように、種をまいていくよ


そう、だって俺らがあくまで間違いなく開拓者。
かわいいもんだよね。二番煎じとか。

太陽光に雲が被る。
“ココ”で満足しないよ 目指すのは“はるか向こう”
10秒ごとにじわじわと近づく。 描いた未来は常に頭に。
ミレニアムをまたにかけて、乗り越えてきたのは
想像するよりも高い壁
やっと長い夜が明けたんだ 
陽が差してきた 勢い良い風を受けて
あー。喉が渇いて仕方ないよ。

カラカラになったのどを潤してくれるのは、
とにもかくにも、あなたたちなの
俺たちの事忘れて寝てても、気が付けばすぐに欲しくなるよ。
アイドルの俺らが、一番に立つよ。この勢いで。
“アイドル大国”で一番に。
HIP POPな日々。
その日々はHIP POPスターのためにあるんだよ。

ほら。
嵐ってかっこいいだろ?
…止めんなよ?最先端のこの音楽を
嵐ってアツいだろ?
…だって俺らスターだぞ

戻ってきた!嵐がココに!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『Anti Anti 』と違うのは、これが五人での曲ということ。
それから、06発表ということ。

05の花男があって、そこからどんどん勢いをましてったとき。
いわゆる、「アイドルが本物も知らずにやってる」と揶揄されてきたことを、
俺らがやってるのは「HIP POP」。最先端のジャンルだよ?って言いきった。
誰かの真似をしたいわけじゃない、アイドルがラップやるっていう、未開拓地を開拓してるんだ。
って。

頬を濡らす程度の水滴が、どんどん勢いを増して、大嵐になっていって
(最悪のケース→被害が起きるほどの大嵐→それほどの力が渦巻いてる)
すごいことになるから、ちゃんとついて来いよ?

高飛車にそんなこと言いながら、
とにかくあなたたちがいないと、潤されないんだ。ってまっすぐにファンを思っていて。

自分たちの後に来る人たちを、「かわいいやつら」とちょっと皮肉めいて笑いながら、けどそれって楽な道だろ?つまらんぞ?と諭してるかのようで。

ただただ、噛みついていた時とは違って、
区別も、欲しいものも、ちゃんとライン引いて、
やっと長い空回りがおわるんだ、って。

これを超ふてぶてしく記者会見風に演出して歌ったんですよね。

はー。小気味いいなー!!おい!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:




…何より、すごいのがですね。

この歌詞、そのまんま実現させていってるってことなんですよ。
未開の地だった、ジャニーズのハリウッド進出。
未開の地だった、ジャニーズの報道進出。

06年の7月に発表した「
ARASHIC」。
翔さんのZERO初出演と、ニノの硫黄島がその11月。

Jが作ったその勢いを、引き継いで間違いなく「最悪のケース」を巻き起こしていった。

有言実行っちゃこのことかもしれないね。

天照大神、は太陽の神様。
隠れちゃって、真っ暗になって困っちゃったもんだから、
みんなでお祭り騒ぎして岩の扉を開けさせたっつーあの人。
そして、その人がいる時代から「嵐」はいるんだと。
よく翔さんが使う「スサノオ」。これって“嵐”の神様。
ウキペディアに聞いたら、アマテラスさんの弟なんですってよ。

ということは、アマテラスさんの時代に、俺らはそこにいるってんだから、
神の領域だっていっちゃってる。


『Anti Anti 』でくっそー!!って苛立って地団太踏んでた足は、
ちゃんと進んでる、ちゃんと前見てるって、一つずつ踏みしめてる。

ふてぶてしい演出と、「曰くつき」「最悪のケース」「二番煎じ」って皮肉りながら、
言ってることは実はとんでもなく一生懸命なメッセージ。

COOL→かっこいい SOUL→魂

何でしょうが、おそらく

COOL→冷静  SOUL→情熱

江國香織じゃないですけども、冷静と情熱のあいだにいた06の嵐だったのかな。



で、これを踏まえて
『Hip Pop boogie』に行くわけですよ。
ひも解こうとしてみれば、間違いなく吐き出されてたメッセージに、気が付くたびに、いろんな矢が刺さるのです。

さて。いったんハワイで一泣きしてから、次行きます←こうなりゃもう突っ走る。