今更何を急に、と思うだろうが。
今日私は、すいも甘いも哀も楽もごちゃ混ぜに、嵐を見る日としましたので。
以前、“また別の話”としてた件について考えを置いておこうと思う。
ただ、ほぼそりゃそうだろって話なんだけど。
すでに4年が経つ。時は遡る嵐の休止前。
Voyageにて、「Ohno's diary」があった。
その中の「ずっと嵐のことしか祈ってないの、俺」(´・∀・`)について、ひたすらに語ったことがあるが、もう一つ書き残していたことがある。
「責任だから」(´・∀・`)
だ。
やっぱり酔っ払って、ちゃぶ台囲みながら彼はいう。
グループを組んでくれた以上は、そこに無責任に1人でパッと辞めるわけには行かんのよ
だから、そこの“責任”何だと思うんだよ
4人背負ってる責任と。
シークエンスはやともに、“1番嵐愛が強い”と言われた人だ。
愛と呼ぶと甘いし愛おしいけれど、それを責任と呼ぶ彼は、
「ずっと嵐のことしか祈ってないの、俺」
と、いうくらいだもん。
そんな自覚はなくとも、ずっとまとわりついていたのかもしれない。
相葉さんが、リーダー大野智について語った言葉に対してもそうだ。
ただ単にメンバー4人が幸せになってくれればいいだけの話だからね
中略
俺はそんくらい想ってんだよ、メンバーに対して
だからいけんじゃんって思うかも知んない
でもそれは“責任”だから
ちょっとやっぱ相葉ちゃんに嬉しいのは、“リーダー”だからなんだよ
ずっとなんだか心に残るこのシーン。
この時の言葉を、アルコールを抜いて推察するに、
もう、ここまできたらメンバー4人が幸せでいてくれればそれでいい。
嵐を20年祈りつづけた。同等にメンバーのことを想ってる。
それならば、まだまだ嵐を続けれるだろうと思うでしょ?
でもそれは自分が背負った「護る責任」があったから。
相葉ちゃんの言葉が嬉しいのは、
「4人を背負うリーダー」としての自分が、理解されたことで、報われたから
ということだと。
智さんが、自分だけ脱退することを押し通さず、「嵐を畳む」ことに着地したのもここなんだろうなぁと思うの。
死ぬまでの宝というほどの嵐は、5方向の思い思われの塊だったんだろうな。
智さんが思う分、智さんも思われてる。
それを実感すればするほど、護らねばという責任は大きくなったのかもしれない。
もしかしたらそこに、ファンの子の思いもあるかもしれない。
まじ大切にしなきゃいけない人たち(´・∀・`)
と、言ってくれたことを信じるならば。
この世に1人しかいない「嵐リーダー」の「大野智」が護ろうとしたものはどれだけの範囲と重さだったのだろうかと、想像で震えてくる。
1番自分のことを後回しにしてきて、その“自分”
を保つひとつが絵だったりしたのだろうと。
だったら、あのとき起きた“絵への否定”はどれだけ彼を傷つけたろうな(脱線)
This is 嵐最後の挨拶に、「僕は明日から自分のことをちょっと考えて、自分の時間を大切に生きてみようと思ってます」と言ってからいま。
100%ではないかもしれないけれど、その“責任”
を肩から下ろした智さんは、どれだけ自分ベースに持っていけたのだろう。
自分が楽になりたいから、だけならばそれこそ“無責任”に、1人脱退して4人に分散して抱えて貰えば良かった。
だって、ちゃんとその“責任”も等分で持ってくれてる人たちだと智さんだって知ってるはずだ。
けど、4人の幸せも祈ったから畳むことに着地したのだろうと思うと、私はそれは大正解な大決断だったと思う。命懸け、というほどの。
メンバーが家庭を持ち、それぞれのペースでさまざまな仕事ができて、歩く道をチョイスする自由がある。
「それぞれの道を歩んでも良いのではないか」とあの時いったとおりに、4年経った今進んでるんだと傍目にはみえてるんだ。
だからこそ、思う。
例えば5人で集まるとなったら、そこにいるのは「嵐のリーダー大野智」なんだろうか、
なんて。
勝手な願いだけど、戦友5人がただ飲んでるってだけであれ、と。
にのみがいつか言った、“意識的に避けてるワード”が宙に浮いたり、それぞの手駒として握られているのだとしても。
5人いる時は、ただの仲間であれよと祈ってしまったりする。
20年。
ファンの子は、祈っていたと思う。
有象無象な時もあるけれど、きっと多くは。
幸せであれ、と5人分祈ってきたと思う。
彼が抱え続けた責任の切れ端だけでも、我らが背負えていただろうか。
背負えなかったにしても、あまりに重いそれを支える力の一つにはなれていただろうか。
最後のライブの最後の挨拶
なによりもファンのみなさん、
今日までついてきてくれて、
今日まで支えてくれて、
そして今日まで護ってくれて、
本当に感謝してます。本当にありがとう
智がファンの子に、「護ってくれて」と言ってくれるなら、ちょっとは我らも自惚れていいかもしれない。
あのとてつもねぇものを抱えた、嵐のリーダー大野智の力の一つでいたんだ。
って。
という、
寂しがるのかとおもったら、
とうとう自惚れ出したオタクの、4年経った日記。
おれら、大野智の風なんや。
追記
2024.4.10 午前5:05
嵐5人の会社設立が発表されました。
すたーととは、どこまでの契約かわからないけれど、嵐のことは嵐がジャッジする世界線が生まれた。
ならば、散々書き殴り、せめて我らは支える風であれと祈ったこの話も少し変わってくる。
智が抱えできただろう、これまでの「責任」は消えないし、この先もあるものだけども。
もちろん、これまでだって5人で背負ってきたのだけど。
かつて智さんがいった、“大きくなくていいから面白いこと”が、やりやすくなるのかもしれない。
責任が権利と手を繋いで、5人横並びになるのなら
我らはより、風をおくるのみ